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西洋ミツバチ掲示板

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農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - ナツメの木

2020/01/04 (Sat) 11:43:14

アピスタンとアピバールに頼らずにヘギイタダニ対策が見つからない限り、西洋ミツバチの廃業を考えるに至りました。

農薬に頼らずにダニ問題を解決する方法について教えて下さい。

ダニは温湿度が高くなれば死滅すると言われています。
3ケ月に1回程度、巣箱内を蜜蜂が耐えられる限界近くまで高温高湿にしてダニを駆除するとしたら、湿度は90%ととして、温度は何度が限界でしょうか。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - 滝沢@千葉県

2020/01/07 (Tue) 22:40:54

こんばんわ。

う様が書き込みをする前に熱処理のユーチューブの記事を記載しようとしていましたが、送信する前に、それ以上の情報がう様から入ったのでやめました。

ダニ処理を、と言うよりダニの管理が今のトレンドのようです。

消滅できないなら如何に被害を少なくするかコントロールしようということです。

タイムティモールや蟻酸、シュウ酸の効果を高めるため、女王を隔離し産卵を抑制することで蓋掛けされた蜂児の存在をなくし、なおかつ巣箱内の女王の存在を維持させる仕組みスカルヴィニ(産卵調整用女王籠)というもまでヨーロッパの養蜂では始めているようです。

私達アジアンとは異なり、家畜を家畜として扱う彼らの対応方法には  正直  げっゲット思うものも有ります。

やっていることよりもその発想の仕組み?
なんといえばよいのかわかりませんが自然に対する姿勢が異なるようです。

でも、理屈が理解出来て、私達にもできることなら、咀嚼し、私達の環境に合わせた形で活かしていくことは非常によい方法なのではないかと考えています。

今、直接のダニ対応では有りませんが、 TOP HIVE FEEDEER  の試作品を作り始めています。

数日中にはアップしますので、より良いものとするためご意見をいただければと思います。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - う@浦添

2020/01/07 (Tue) 21:16:33

熱処理ハンドブックの概要です。

①ダニは35度より少し低い温度の巣房に入る(34.5度位?) 理由は、巣房温度が低いと幼虫の成長速度が遅くなりその間により多く増殖できるからだと思われます。

②ダニは10度位で死ぬ。チルドでもダニ単体なら殺せるようです。問題はどうやって蜂から落とすかです。


③働き蜂は育児巣房が熱くなり過ぎないように注意を払っている。その結果、ダニの繁殖に適した環境になっている。

④製品版加温箱による熱処理は、事前加温も含めて2時間20分掛けています。加湿用の水は底部に設置しています。詳細な条件は企業秘密なのかハンドブックには記載が見当たりませんでした。


個人的なまとめ:
ダニは39~42度で熱中症になりミツバチの成虫と幼虫はノーダメージらしい。 この温度差を使えばダニだけ殺せる。成虫の熱処理は出来ないので、成虫に付着しているダニは殺せない(蒸殺する)。成虫付着のダニは殺せないのでハンドブックでは1か月に1回蜂児枠の熱処理をしてダニ数を減らしている。

加温箱を自作する場合、ダニの致死温度の39度まで全体(処理する蜂児枠)を加温するのが一番の課題になると思います。 サーモスタット複数個、ヒーター数個、ドライヤーがあれば作れそうです。

日本の夏なら、働き蜂巣房だけを集め直射日光下の空巣箱(加温箱として使用)に1時間位置くだけで効果がありそうです。巣箱内部気温を見ておかないと42度を超えそうですが・・・

加温箱に働き蜂を入れると、蜂児枠の温度を調整されるため、蜂児枠のみを入れる必要があります。働き蜂を加温箱に入れ加温するとパニックになり蒸殺すると思うので避けた方が良いと思いました。

*流し読みしただけなので翻訳ミスしている可能性があります。ご了承ください。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - ナツメの木

2020/01/07 (Tue) 10:09:41

う@沖縄様、素晴らしい文献をありがとうございました。

Handbook of heat treatment against the Varroa

今後の養蜂は、この文献を熟読した上で、加熱装置については飼育箱の改良とともに、独自に工夫する競争になるでしょう。

ダニ剤は耐性株の出現の繰り返しのイタチごっこで行き詰ることは確実。
ダニの耐熱性株の出現リスクは殆ど考えられないでしょう。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - M/鹿児島

2020/01/06 (Mon) 01:36:48

ダニ駆除は全世界的な問題のようですが、結局、その駆除方法は問題はありながらも国が認めている薬剤2種が安定的な効果が期待できるようです。

様々な理由で薬剤を使用せず、他の方法を模索実施されている方もおられますが、それはそれで大いに賛同するところです。

しかし、浦添さんが紹介された「熱処理方法」は食指が動きますね。(笑)
10枚標準箱用でセット価格349弗、110円換算で38000円強です。使用方法がイマイチ理解できにくいところですが、規定温度に達したら巣門を開けるようですが、その後、さらに時間をかけているようです。

似たようなものを自分で作れば1万円以下でできそうです。(^o^)
研究してみる価値はありますね。
実施のノウハウが欲しいところですが、自分で会得するしかなさそうですね。

どなたか、使っておられる人はいませんか?

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - ふる@大島郡

2020/01/06 (Mon) 00:57:33

アピスタンとアピバール、使わず蜂を飼っています。

農薬が嫌いとか、オーガニックがいいとかいう理由で使っていない訳ではなく、あまりアテにできないから使っていないだけです。

アピスタン:自分が飼っているダニが耐性を持っているかどうかわからない。効くんなら買うが、その調べ方がわからない。
アピバール:湿気に弱い。ここ奄美大島で流蜜も無ければ、ミツバチが水を取ってこない時期とは?

結果、必要に迫られて、下記3点で対応していますが、どうにも安定性を欠きます。

1.シュウ酸(糖液に溶かして滴下):効果は強烈ですが、効果持続性が全く無いのと、繰り返し使うと蜂群を痛めつける為、こればかり使えないという問題があります。機材コスト、ガスマスク必須の仰々しい投与風景を人に見られたくないとか電源確保を含めた実地の「超」面倒くささを度外視すれば、熱して燻蒸の方が良いのかとも思っています(燻蒸法は繰り返しやっても蜂を傷めない?未確認)。

2.チモール剤:シュウ酸で倒した後から出房するダニには、「仕方なく」コレを使っています。様々な理由で駆虫の打率が安定しない、その癖ミツバチには多かれ少なかれストレスがかかります。殆どギ酸と運用方法は同じだと思っていますが、コスト面では圧倒的に自分でギ酸を買ってDIYで投与した方が安くあがると思います。採用理由は、ギ酸ほど使用時の安全に気を使わない、ギ酸と違い巣箱の金属パーツを痛めつけない、剤型が扱いやすい。単に何となくこれが好き。

3.オスバチの巣房撤去:給餌器の底に無駄巣を作らせたり、雄蜂巣礎を使うなどして、集中的にオスバチを育てさせ、タイムリーに撤去します。ヘギイタダニがオスバチ巣房を好んで入るので、おびき寄せて倒すといったイメージです。ほかの駆除方法と組み合わせたら、より効果的と思っています。

最も、蜂がどんどん増える時期以外はそもそも使えない手段なので、使える時期が限られます。あと、完成したばかりの王だと、強群でもオスバチを育てなかったりしたりと、奴らの性欲事情?がからんで打率以前に運用が安定しません。

この3点だけだと、必ず「撃ち漏らし」が出るので、要所で農薬系統も使用したいのですが。…別スレッドでも立てるかなぁ…?

>>熱処理
巣碑枠の中のダニを殺せるなら、シュウ酸と併せたら効果が見込めるかも知れません。いつかやってみたいですね。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - う@沖縄

2020/01/05 (Sun) 11:28:03

アピスタンとアピバールを使わずギ酸だけでも群の維持管理できますが、蜂の品質が安定しないです。


高温処理によるダニ駆除法は既にあります。
ミツバチの方がダニより高温耐性があるのでそれを利用しています。

ダニは死んでミツバチは生き残る温度(39 and 42 °C)
https://www.vatorex.ch/faqwd/how-much-effort-does-the-varroa-treatment-with-the-vatorex-system-need/

高温処理の動画
https://www.youtube.com/watch?v=Qc-MWgHdvdI

装置マニュアル(駆除のタイミングや回数)
https://www.varroa-controller.com/wp-content/uploads/2019/02/Handbook-of-heat-treatment-against-the-Varroa.pdf

これが流行らない理由は、処理の手間だと思います。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには 蜜蜂爺や/埼玉

2020/01/05 (Sun) 11:10:04

皆さん今年もよろしくお願いします

ダニの限界温度でダニをコントロールするのは、大学の研究機関のような設備が整ったところで実践(研究)することでしょうね。
個人ではそこまで設備投資も難しいと思います。
個人の養蜂では登録農薬やギ酸などで何とかダニの密度を減らしてダニとうまく付き合っていくしかないように思いますね。
登録農薬も一回に2枚使っても1000円以下ですし、(年に何回使うか?)その他にギ酸を使ったとしても、22リットルで
送料込みで12000円位ですから一群に掛かる経費はそれほどでは無いと思います。
箱は丁寧に使えば20年巣枠も数年使えますからこれで年に1-2回採蜜して35-40kg(できれば48Kg採りたいね)採っても単価にも寄りますが十分採算合うと思いますが。
いかがでしょうか?
南地方で今でも採蜜出来るようなところはこの数値は当てはまらないですけど!
ちょっと話がずれましたが今年も活発な意見交換で養蜂を楽しみましょう

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - M/鹿児島

2020/01/05 (Sun) 10:29:18

あらゆる生物は一部を除き、高温には弱いということは各種の資料で納得できます。高等生物の人間でさえ40度を超えれば生死の境をさまようとされていますよね。

ナツメの木さんがおっしゃるダニに対する高温処理方式は非常に興味があります。問題はその熱温度と時間ですね。
自ら熱を発し「蒸殺」するくらいですからねぇ・・・
ミツバチに悪い影響が出れば元も子もありません。

一時的に高温に曝す方法はできないことはありませんよね。優れたサーモと熱源があればやれそうです。
繰り返しますが、その際の温度と時間ですよね。

すべてのハチを閉じ込める必要がありますから、夜間に巣門を締め切り、実験を繰り返すことになりますが、リスクが大き過ぎますね。私たち個人養蜂家の域を越えますね。

それでも、うまく行ったと仮定してもいずれ高温に強いダニが発生することは避けられないと思います。
人間の薬も農薬もこの繰り返しのように思います。

磁石の件はその磁界の強さ(ガウス)が重要だろうと個人的に思い、ネオジムにしました。使い方はナツメの木さんと同じ方法です。さらに強力にしようと思えば複数個取り付ければいいわけです。事実、2箱にはそうしています。(笑)

効果、効能にはほとんど根拠らしい根拠もありませんが、安価にできて実害らしいものがないということで続けています。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - ナツメの木

2020/01/05 (Sun) 09:25:45

M/鹿児島さん、、ありがとうございます。
私の場合は、心情的に農薬を嫌っていることはないです。

農薬を使って野菜も栽培して販売もしていますが、農薬も高価になり、高い農薬代払うなら栽培しない方が益しという作物が増えてきました。

蜜蜂のダニ問題も高額な薬品代がかかる割に効果に疑問を感じるからです。ダニに金を使って苦労する位なら止めた方が益しかと。

磁石は200円位の物を下段と上段の左右に、箱の外側に、貼り付けてやっていますが、効果は?です。強い磁石で期待できるなら有難いですが。

同時に銅線の効果の話もありましたので、軒下の湯沸かし器の位置を変えた時に出た小指程の太さの銅管をとっておいたので、巣門から3㎝程離して巣門と平行に、スズメバチ捕獲器の底板の上に置いても見たのですが、これは蜂の出入りを低下させる要因になっているのではと感じて撤去しました。
銅線効果に効果があったという方の話も聞きたいです。

高温処理に期待しているのは、
1、夏場にトタン板の上に巣箱を置いて高温にすればダニは居なくなる、という書き込みを見た記憶があります。

2、大手養蜂場の話では、可能な限り密集させ巣脾から溢れる程の密度を維持すればダニの被害は軽減できる、と。
巣脾or巣礎の挿入を極力遅くすれば密集させることは容易なものの、蜂が減り始めた場に巣蜜や蜂児が付いている巣脾の除去が、私には、思い切ってできないことです。仕切り板の外に巣蜜の巣脾を置いた場合は其方にも蜂が拡がってしまうので、
M/鹿児島さんを始め皆さんは、この点はどうしておられますか。

3、太平洋戦争で南方から帰還された方のお話ですが、
現地で梅毒に感染して苦労していた兵隊さんも多かったが、マラリヤに罹り40℃を超える高熱になった後に熱が下がると、梅毒症状もスッキリ消えていた。
と。

ダニの限界温度は蜜蜂よりも低いとされることから、ダニと蜜蜂の限界温度の間隙に一時的に晒すだけで、ダニをクリーニングできるのでは、と。
この点についてどう思われますか。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - サミット 静岡

2020/01/05 (Sun) 09:19:08

環境面とは、関係ないとおもいますが、

スズメバチが生息できない北海道、道東で越冬に成功して野生している、分蜂西洋ミツバチ群が見つかれば、ダニに耐性のある西洋ミツバチ群なのかなとも思いますが、どうかな?

ダニ耐性の女王蜂を育成するには、まず1群1群、蜂群管理票を作成して、記録を積み重ねていくと良いです。
完璧ではありませんが、よりダニに強い群管理ができます。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - M/鹿児島

2020/01/04 (Sat) 21:50:54

ダニ対策は頭の痛い問題ですよね。
薬(アピスタン、アピバール)を使いたくない心情は激しく理解できます。しかしながら今のところ効果的な苦駆除方法は
この2者しかないようです。

他にも様々な駆除方法があるようですが、実施者の主観と地域、環境により結果は千差万別でイマイチ信頼性に欠ける面があります。

どうしても薬を使いたくなければ、巷間、言われている方法を自分なりに試して、結論を出すしか道はなさそうですね。時間はかかりますが・・・

さて、私はこの掲示板においても何回かお知らせしていますが「磁石」の効能を試しています。
そのために今春から10群のみ磁石を設置し、危険は承知でこの10群にはアピスタンもアピバールも使用していません。

春先から半年以上経過しましたが、今のところダニによる影響は10群とも見当たりません。増勢も順調に推移しており、集密も順調です。

1年以上経過してダニがいなければ、磁石の何らかの効能と確信を持てますが、今のところ何とも言えません。
引き続き実験を続けます。

参考までに使用している磁石は「ネオジム磁石」で、サイズは10×5ミリで、性能は100均の磁石と比べて10倍以上と聞いています。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - 滝沢@千葉県

2020/01/04 (Sat) 21:48:26

蟻酸、シュウ酸の使い方を習得しなければならないということは無いと思います。→ただ、現時点では手っ取り早い方法であるとは思います。
他にも有用な手として春先の雄の巣房の切り取り、ハーブのタイム·チモールやメンソール、レモングラスを使う方もいます。
さらに信じられませんがダニが発生した産卵巣枠ごと焼却すると言うオーガニック養蜂の記事を見たこともあります。

そして究極的には、サミット様の書き込みにあったようにダニに対する耐性を持った、例えば巣内の掃除や蜂同士のマッサージをよくする群を選抜していく試みもすでにとられているようです。

まだ駆け出しですが、今出来ることを少しでも進めていくことが大事なのだと思います。

ダニ耐性のある蜂の出現をただ待つのではなくそこに何らかの知見が見いだせれば発信していくことが次のステップに繋がると思います。

初心者が生意気なことばかり書き込んでスミマセン。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - サミット 静岡

2020/01/04 (Sat) 20:35:59

滝沢 様
「オルガニコ」さんの「みつばちのダニ対策ブログ」早速拝見させていただきました。
興味深い記事が満載で、ありがとうございました。
熟読して勉強させて頂きます。
養蜂って、奥が深くて、おもしろいですね。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - ナツメの木

2020/01/04 (Sat) 20:35:51

滝沢@千葉県 様、
ありがとうございます。
蟻酸とシュウ酸の使い方を習得することが不可欠ですか。

サミット 静岡 様
野生のミツバチが生き残ったということは、環境面でどんな点が良かったと考えるべきでしょうか。

Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - サミット 静岡

2020/01/04 (Sat) 19:58:32

西洋ミツバチは、もともと野生で生きています。日本では、残念なことに、スズメバチに襲われて、野生では、生きられませんが、スズメバチがいないところでは、野生で生き続けています。

もちろん、農薬とは無縁ですね。

ヒントは、ここにあります。

どこかの文献で、読んだ覚えがあるのですが、記憶が曖昧で、間違ってるかもしれません、あえて下記しておきます。

ハワイでは、ダニが大発生して、人が飼育していた蜜蜂がほぼ全滅してしまい、もうハワイでは、蜜蜂を飼うことが出来ないのではないかと、言われていたが、野生の西洋蜜蜂が生き残っていて、復活した。

といった内容だった気がします。


Re: 農薬に頼らずにヘギイタダニを駆除するには - 滝沢@千葉県

2020/01/04 (Sat) 18:41:23

こんばんわ。

ダニ対策はナツメの木様だけでなく、ミツバチを飼養する多くの方々にとって今最も重要な課題であると思います。

アピバールは効くのか効かないのか、そもそも蜂児のいない冬場だけしか使えないという話も聞きます。⇒最も未だに育児がすすんでいる状況でどうしたら良いのかわかりませんが。。。
また、アピスタンも脂溶性で巣枠に残留し、耐性ダニを生み出す温床になっており、巣枠の早期更新が必要とも聞きます。

私は初心者で教えるというようなレベルは持ち合わせてはいませんが、目下のところ私にとっても最関心事項なので私のダニ対策についてお話します。

私の場合は昨年から冬にシュウ酸、夏にオス房除去とともに蟻酸による処理をアピスタンとアピバールの使用と並行して行ってまいりました。

具体的には、冬に全軍にアピスタン(シュウ酸は一部のみ、殺しては元もこのありませんので⇒大丈夫でした。)を使用しましたが、夏はアピバール、蟻酸、APIGUARD;チモール主体のゲル状溶剤、イギリスだったでしょうか、が個人輸入できましたので試しに使ってみました。

この三種類を群ごとに分けて使用しましたがどれも現状では問題は出ていません。

もう少し寒くなって今月半ば頃になりましたら、給餌後に全軍でシュウ酸による処理を行う予定です。

なお、ダニ対策の場合、処理を最終的に行うことで群れを安全な状況に持っていくことが重要だと思いますが、モニタリングを適宜行い、必要であれば即時に対処することができるようにしておくことが肝要だと思います。私はこのため欧米で使用されているスクリーンボトムをユーチューブ等を参考に見よう見まねで作りました。

あと、余談ですがシュウ酸の蒸散器ですが、私はアメリカから輸入し、それなりの価格で購入しましたが、某アマゾンを見ていたら今では2,000円位で買えるようです。
使えるものかどうかはわかりませんがね。

あとあと、この掲示板でも前に紹介されていましたが、ダニ対策で悩まれているのなら「オルガニコ」さんの「みつばちのダニ対策ブログ」はお奨めです。

いずれにせよ試行錯誤の連続が現状です。
確たる答えができず申し訳ありません。

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