西洋ミツバチ掲示板
電撃捕殺器その後 - M/鹿児島
2016/09/03 (Sat) 13:33:34
2年に渡り試作を繰り返し、漏電対策、入口のマス目改良、W柵の間隔などを理想に近い形に作り上げました。
威力はすさまじく、テスト段階において翅を切ったスズメバチ、カマキリ、カミキリムシ、果てはトカゲなどはほぼ瞬殺でした。
実際に巣箱10箱にに取り付け、実証段階に入りました。
ここで、想定外の事件が突発！
巣門から30センチ離れたW柵(通電線)にミツバチたちが屯す
ることです。すべての巣箱ではないものの、一部において屯します。
多少の犠牲はやむを得ない！ということで電源をONにし、様子を見ると20ミリ間隔のW柵に数匹屯すると感電しますが、これだけでは済みませんでした。感電死したミツバチは警戒フェロモン？を出すようで巣箱内からゾロゾロ門番蜂が出てきて、それらもたちまちに感電！あっという間に20～30匹が犠牲になりました。
この時点で実証実験は中止！
その後、通電せずに様子を見るとどの巣箱もいつの間にかW柵
に数匹～10数匹が屯することが分かりました。
なぜ、30センチも離れたW柵に屯するのか原因がつかめません。
この屯する要因を取り除かない限り、実際配備は困難で泣く泣くあきらめました。
屯する要因は私的には、スズメバチが止まってその匂い？が残っているので、ミツバチたちはそれをかじっているように
も取れました。
いみじくも、う/沖縄さんが指摘されたように、特許もあり、素晴らしい捕殺器だが現在において実用品が出回っていないことは試作がメンドク、少なからずお金もかかることと、ミツバチの被害も出るということかもしれません。
今季は大スズメバチの出没が多く、毎日の見回りで巣門の前に数十、数百匹の死骸を見つけるたびユデダコになっております。これまでに粘着坂30枚を使いきり、捉えた大スズメバチ
は100匹以上、カガタスズメバチも入れれば400匹以上は捕獲
しています。まだ、9月いっぱいは安心できず頭を抱えています。
ここまでやって想定外の出来事で暗礁に乗り上げている電撃捕殺器ですが、何とかモノにしたいと老化したノウミソを酷使しているワタクシであります。
Re: 電撃捕殺器その後 - M/鹿児島
2016/09/13 (Tue) 06:17:29
こ、これはまた想定外の発想でありますな。(-_-;
巣箱から取り外してきた捕殺器が倉庫の中で邪魔になってしようがないです。(笑)
苦心の結晶もただのガラクタになり、ヨメからは白い目で見られる始末・・・・何とかモノにしたいところですが・・・
Re: 電撃捕殺器その後 - う＠沖縄
2016/09/12 (Mon) 23:02:44
横に５０ｃｍは・・・大きすぎましたか。
ミツバチの屯対策として、トラップを継箱形式にしてはどうでしょうか？
ミツバチがどのように屯するか不明なので、自分が試してみますよ。たぶん、巣門から下に垂れるように屯するので、電気柵部分には問題ないかと。
Re: 電撃捕殺器その後 - M/鹿児島
2016/09/12 (Mon) 07:00:37
50センチ離した電撃捕殺器を試作しましたが・・・、
デカイ・・・まるで、巣箱が二つあるみたい。(-_-;
取り付けも難儀で、これまでのように両脇を針金2本で固定しても不安定です。これでは実戦配備は難しい。(>_<)
しかし、これだけ離すとミツバチたちは屯しないようです。
今回、大慌てで普通の捕獲器を大車輪で20個ほど作りましたが、巣門に近いのに屯することはありません。
網目が小さいからか？
線径2ミリ、マス目30ミリのステンレス構造にミツバチが魅かれる？のか原因を特定できなければタダのガラクタになってしまう試作機であります。
いずれにしても、今回もシーズンに間に合いそうもなく、試作を続行か、中止か思案中であります。 (-”-;
余談ですが、20箱近いすべての巣箱の前に大スズメバチにヤラレたと思われる200匹以上のミツバチの死骸を確認しました。
「大スズメバチがなんぼのもんじゃい！」と、撲滅に自信満々だったのが現在は意気消沈です。
大スズメバチとの闘いは、飼育技術の習得よりも困難なような気がします。当地に養蜂が根付かないのも大スズメバチの生息が原因しているのかも・・・・(>_<)
Re: 電撃捕殺器その後 - う＠沖縄
2016/09/04 (Sun) 19:50:59
電気柵試験、大変お疲れ様です。
３０ｃｍで蜂が屯するなら、４０～５０ｃｍほど離してみてはどうですか？