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1:M
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2015/10/14 (Wed) 15:45:37
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先の大スズメバチのスレが長くなり、新たに新規に立ち上げました。
すみません。
このところ、大スズメバチの生態なり生活を必死になって調べていますが今年の
大スズメバチ及び黄色スズメバチなどの個体が例年より少なく感じられます。
私のハチ場(たった3群ですが)でも9月の終わりころから10月初めにかけて襲撃事件
が3、4回ほどあったきりで、その後は大スズメバチほとんど飛来しません。
当地では日本ミツバチを飼育している人はけっこういるのですが、その人たちも
異口同音に「今年は少ない!」と言っています。
大スズメバチどころか、肝心の日本ミツバチの分蜂群も激減しているらしく、今年は
1群も捉えることができなかった、と、ほとんどの人が言います。
実は、私も日本ミツバチ捕獲用の「待ち箱」を5か所に設置していたのですが、
どれにも入りませんでした。
肉食のハチ類も花蜜食のハチ類も確かに少なく感じます。
私は町委託の鹿の有害駆除にも携わっており、かなりの山野を歩き回りますが、
今年はスズメバチ類の営巣を確認していません。例年、5~6個は発見するのですが……
日本ミツバチの分蜂の蜂球も例年、2~3回は発見しているが今年はゼロでした。
今年の3月から西洋ミツバチを飼育し始めたのをきっかけに、野山の花はむろんのこと、
ハチ類の生態にも興味が湧いているのですが、例年より、棲息の少なさに驚いています。
役場農政課の担当者に言わせると「12月までは大スズメバチは安心できませんよ」と、
忠告を受けているし、10月中旬に襲撃が終りだとはとても考えられないが……。
しかし、例年より棲息が減っていると考えればその原因はなんであろうか?
私は6月の長雨がその根本的な要因ではなかろうかと考えています。
おりしも6月は日本ミツバチたちが分蜂後、巣の拡大に努めているときです。
大スズメバチも女王蜂1匹だけで営巣を開始し、巣作り、子育て、狩りと、まさに
拡大一歩手前の頃です。他のハチ類も似たようなものだと推測されますが……。
この時期の長雨は巣の成長にとって決定的なダメージを与えるのではなかろうか?
ほとんどが壊滅的なダメージを受けて、二度と立ち直れなかった……
ちなみに、当地においては6月は1日も雨の降らない日はなかった。
降雨量も例年の3倍ほどになっています。
気まぐれな天候のサイクルに、ハチたちの生態サイクルがついて行けなかった……
と、いうのが私の結論です。順調な生態サイクルを100とすれば、今年は半分以下、
否、20%くらいが妥当な線ではなかろうか、と思います。
おそらくは大スズメバチの営巣も壊滅的な打撃を受け、結果、例年の半分以なっている。
となれば、今シーズンの大スズメバチの襲撃は少なく、もう収束段階になっているのかも……
各地の皆さんの情報はいかがでしょう。
せっかく試作した「電気柵」も威力を発揮せぬまま終わるかもしれません。
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22:M
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2015/12/29 (Tue) 05:53:25
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きたやま様。
こんなに簡単(失礼!)に作れるものですか?
驚きです。
よろしかったら1つ、お譲りいただけますか。
追ってメールします。
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21:きたやま:
2015/12/27 (Sun) 21:05:11
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1451217911.jpg
高電圧発生装置の組立が完成しました。
12Vをかけると、300V以上の電圧になります。
安全のため、ヒューズも入れてあります。
1つ余分がありますので、必要な方はメールしてください。
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20:浦添
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2015/10/28 (Wed) 16:33:50
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1446017630.jpg
楽な電線張りの方法見つけました。
説明が面倒なので写真参照してください。
電線の間隔もいちいち測らずに設定可能です。
一番電線が接する部分が3~4mmです。電圧が高すぎると放電する可能性あります。
しかし、接近部分にビニールテープを張り電線同士を隔離すれば漏電しないと思います。
金網張るより、こっちの方が製作が短時間で済みます。
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19:M
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2015/10/27 (Tue) 03:44:02
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電気工作物に詳しそうな、きたやまさんでしたら市販の部品を買って
自作することも可能でしょうが、私のような中学生程度の電気知識では
チト、無理が生じますなぁ……(>_<)
ところで、「ナイス蚊っち」なる電気虫取り器をご存知でしょうか?
単3乾電池数本で高電圧を発生してハエや蚊などを駆除する
スグレモノですが、粗悪品が多くてすぐに使い物にならなくなります。
(アマゾン検索)
私は3本購入してすべてダメになりました。
ま、例によって格安のChi○○製ですから当然と言えば当然ですが……(笑)
しかし、私たちの作るものと原理は同じようですから信頼できる部品で作れば意外と
安価に作れるかもしれませんね。
+ - 線を交互に埋め込んだものもありますが高いです。(>_<)
(使ったことはありません)
これを改造したら……などとも考えていますが、やはりChi○○製ですからねぇ。(-_-;
しかし、電気部品は何とかなるにしてもやはり制作時の勘考は頭が痛いですね。
来シーズンには何とかモノになるように完成させたいです。
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18:きたやま:
2015/10/26 (Mon) 06:49:11
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445809751.jpg
Mさま
だんだん改良されてきましたね
プラスチックを使うのは良いアイディアだと思います
週末、大阪に行くことがあったので、高電圧発生装置の部品を買ってきました
自作ならそこまで高くつきません
近いうちに組み立てる予定です
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17:浦添
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2015/10/26 (Mon) 00:42:19
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来年のオオスズメバチ駆除が楽しみですね。
もう、99%対策は十分だと感じます。(残すは実施試験のみ)
沖縄のコガタスズメバチ駆除も多少光が見えてきたので
研究開発に投資した金額位は回収できそうです。
(飛んでいるミツバチを狙われるので被害0は無理ですが・・・)
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16:M
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2015/10/24 (Sat) 06:38:26
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445636306.jpg
たしかにお手軽にはできないかもしれませんね。
このような工作物?が苦手な人もおられるでしょうし、高電圧発生器には
1~3万円のお金もかかりますし……(>_<)
でも、大スズメバチ対策は絶対?に必要なものであるということを今回新たに
認識しました。巣門の前に数百匹のミツバチの死骸を発見したときは戦慄が
走りました。常時監視できる場所においてでさえ、このようなことが起きます。
市販の大スズメバチ捕獲器を自作するために購入しましたが、これを自作
するよりも電気柵をもっと改良して10基くらいは作ろうと思っています。
40群くらいまでは有効距離がありそうですから、当方としては最大10群くらいを
目標にしていますから十分です。
私はたまたま、20ミリ×15ミリ角の角材(棒切れ)を大量に持っていましたから、
これを枠材として使用しましたが、電線や針金を張るときにはけっこう力が加わります。
4隅には必ず補強金具を取り付けないと枠が変形します。(>_<)
いずれにしても、大スズメバチ対策は必ず必要なものですが、この電気柵の効果は
まだ決定的な確認が取れていません。最終的な問題は + - 線の間隔ですね。
ミツバチに被害を与えずに、大スズメバチだけが感電する間隔は狭いほど有効だと
思いますが、間隔の精度はけっこう難しい面があります。
いくつか作ればそのうち慣れるとは思いますが……
写真は間隔を均等にするために間にプラスチックを入れてみました。
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15:浦添
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2015/10/24 (Sat) 01:18:19
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445617099.jpg
試作&実施試験お疲れ様です。
オオスズメバチの季節が終わってしまい残念ですが
駆除効果は高そうに見えます。
試験中の電気網に小型スズメバチが引っかかって死んでました。
電圧が7500Vもあるので即死したと思われます。(人間が触っても痛いです。)
一般的なオオスズメバチ捕獲器より、電気式駆除器のほうがミツバチの飛行の邪魔に
ならないメリットがありますね。 デメリットは現時点ではお手軽で無い事?
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14:M
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2015/10/23 (Fri) 18:32:10
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445592730.jpg
バッタは動きません。
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13:M
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2015/10/23 (Fri) 18:31:13
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445592673.jpg
バッタでのテストです。
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12:M
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2015/10/23 (Fri) 18:30:00
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445592600.jpg
拡大写真です。
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11:M
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2015/10/23 (Fri) 18:28:08
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445592488.jpg
二転三転した巣箱の電撃柵の最終?試作品が出来上がりました。
害獣駆除用の電気柵のケーブルは、ナイロンにステンレス線を6本
練り込んだ強くてしなやかなのですが、ミツバチがつかまりやすく、数匹が
つるむと感電する危険性があります。巣箱用には使わない方がいいようです。
最終的に100V屋内配線用の被覆コードを使いましたが、これが漏電対策
もバッチリで、かつ、配線しやすかったです。
木枠枠の部分はそのまま被覆して、枠内は裸線にします。
さて、実地テストでありますが肝心の大スズメバチが飛来しません。(-_-;
やって来るのは少し小型の黄色スズメバチです。
これも、たまにしか来ません。
本日は午前中いっぱい監視していましたが、黄色スズメバチさえも来ません。
まるで、電気柵を作ったのを見透かされたようなものです。(-_-;
仕方がないのでまた、バッタでテストしました。
+-線に触れた瞬間、小さな音がバチバチとして身体が硬直します。
そして硬直したままです。
これじゃ、最後には燃えてしまうかも……
10秒ほど待って引き離したときにはほとんど動くことはなかったです。
大スズメバチはもっと俊敏だと思われますから、硬直して離れられない
ということはないかもしれません。しかし、きたやまさんが仰られたように、
頭がいかれるほどの衝撃はあると思われます。(笑)
そうなれば二度と近付くことはないでしょうから、撃退の目的は達せられる
と思います。瞬殺を希望しているのですが……(-_-;
10月も下旬になり、どうやら今年の大スズメバチは峠を越えたように
思われます。(今年は天候異変で少なかったのが原因か?)
大スズメバチでのテストは今年は無理かもしれません。
こうしてみると黄色スズメバチの生息圏は民家の軒下などに営巣し、
大スズメバチより環境を選ばないようで、今年の天候異変を乗り切った
可能性が強いですね。羽音も小さいし、ミツバチたちも警戒している風
には見えません。
ま、ヤツらは巣を襲うということはないそうですが、巣門の前でホバリングし、
スピードを落としたミツバチたちを捕捉し、持ち去ります。
被害も大スズメバチに比べれば軽微で済みます。
女郎蜘蛛の巣よりもましかもしれません。
でも、スズメバチを監視するといっても半日が限界ですね。
暑いし、蚊は来るしやってられません。(笑)
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10:きたやま:
2015/10/22 (Thu) 20:04:06
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Mさま
配線図を解説します
左から
・12Vバッテリー
・電解コンデンサ 10uF 耐電圧25V以上
・抵抗 330kΩ
・抵抗 10kΩ
・トランス 豊澄 HT-2403
・ダイオード 1N4007 1A、耐電圧1000V
・抵抗 10kΩ
・フィルムコンデンサ 0.047uF 耐電圧600V以上
少し下側で左側から
・抵抗 10kΩ
・トランジスタ 2SC1815
・ダイオード (回路図では1N4007と記載していますが、整流ダイオードなら何でも可)
・トランジスタ 2SC2552
逆三角マークは、アース(バッテリーのマイナス)と接続です
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9:浦添
:
2015/10/20 (Tue) 19:12:09
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445335930.jpg
今日、養蜂場に行きましたが
放置してた試作2号にコガタスズメバチが7匹掛かってました!
まさか・・・掛かっているとは思いませんでした。
今日、電気柵を仕掛けましたがスズメバチは全く寄ってこずで成果無しです。
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8:M
:
2015/10/19 (Mon) 20:54:09
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445255649.jpg
きたやまさんの配線図を見ても、素人には何が何やら分かりません。(>_<)
100V配線用の「VVF1.6ミリ、2芯」を使って作りました。
被覆線のまま枠に通して、枠内は被覆をカットします。
この方がこれまでより比較的簡単に作れますし、絶縁が完璧になります。
ただ、雨の日はヤバそうですので、やはり、電源を切るのが無難のようです。
間隔は25ミリですが、電線をピンと張るのが意外に難しく狭くなったり広くなったりと
試作機としても見苦しいですね。(-_-;
巣門の前におよそ30度角で斜めに設置します。
これでしばらくテストしてみます。
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7:きたやま:
2015/10/19 (Mon) 19:42:03
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445251323.jpg
高電圧回路はこんな感じです
中央部の変圧器で高電圧を発生させます
針金は電気抵抗も少なく、耐久性もあるのでお勧めです
高電圧で頭がいかれたスズメバチが食いちぎろうとするので、
少し太めの針金を使ってください
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6:M
:
2015/10/18 (Sun) 05:09:07
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捕獲器の前に電気ケーブルですか。
これだけ厳重でしたら完璧ですね。
>自作の高電圧発生装置で320~400Vの直流電圧を作っています
私は自動車の点火コイルを使ってそれができないかと考えていました。
幸いに高電圧発生器がタダで手に入りましたからそれを使っています。
どのようなものをお使いなのでしょうか?
間隔は当初17ミリでやりましたが、ハチたちが数匹固まると感電するので
現在は25~30ミリにしています。
熱収縮チューブは細いものもあり良さそうですね。
思いつきませんでした。(笑)
私は燃料ホース用のビニールホースが大量にあったのでそれを使用しました。
電気柵用のケーブル(コード)は、どういうわけかハチたちが関心?を示す
ようで、つるみやすくなります。数匹がつるむとケーブルに触れて感電し、
落ちてしまいます。(感電死)
やはり、滑りやすい針金が適しているようです。
現在、また、針金で作り直しています。
間隔は非常に重要な要素になりますね。
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5:きたやま:
2015/10/17 (Sat) 19:03:37
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https://bbs1.fc2.com//bbs/img/_818400/818338/full/818338_1445076217.jpg
写真が掲載されなかったので、もう一度試します
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4:きたやま:
2015/10/17 (Sat) 19:01:55
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私はソーラー発電で12Vのバッテリーに電気を貯め、自作の高電圧発生装置で
320~400Vの直流電圧を作っています
そして、スズメバチ捕獲器の前に25mm間隔で針金を通し、+と-が交互にかかるように
しています
スズメバチは死なないものの、高電圧を受け、戦闘意欲を失った状態となります
漏電対策としては、木と接触する部分に熱収縮チューブを入れています
今年は1基しか高電圧発生装置を使っていないので、必要なら送ることも
できますよ
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3:M
:
2015/10/16 (Fri) 09:35:24
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当地で養蜂が根付かないのは、大スズメバチがいるからだ、とその筋の詳しい人から
聞いた時には真っ青になったものです。(大スズメバチが多いことは知っていた)
私は雨が多いから養蜂は無理だ、適さないと思い、長く養蜂をあきらめていました。
ところが今年の3月に突如として“養蜂熱”に取り憑かれ、現在に至っています。(笑)
取り憑かれた発火点は日本ミツバチ飼育者がけっこう存在するからです。
自生の日本ミツバチがいるということは、西洋ミツバチ飼育もイケるんじゃないか、
と、思ったわけです。
ン十年前に2~3年の飼育経験があるとはいえ、ほとんど素人の域です。
しかし、大スズメバチの悲惨な被害は当時でも耳にしていました。
このことが頭にこびりついていて、今回の危機感につながりました。(-_-;
巣門の前の大スズメバチと、100匹くらいのミツバチの死骸が重なっていたのを発見した
ときは、これで終わりか!と、天を仰いだものです。
大スズメバチが多いことは、罠に掛かって時々死んでいる鹿に群がっているのを見て
実感していましたが、まさか、それが自分の巣箱に直接の影響があるとは夢にも考
えませんでした。まことに、勝手な考え方ですね。(笑)
おそらく養蜂関係者以外では、大スズメバチに対しての認識は低く、危険な昆虫!
くらいの考え方でしょうね。私もそうでしたし……(笑)
さて、巣門の前に取り付ける「電撃捕獲器」でありますが、早く作らねば全滅させられる!
という強迫観念から、何とか巣箱3箱分の捕獲器を作りました。
まだ、改良の余地はありますが少なくとも今期の大スズメバチ襲撃には応えられそうです。
今後の改良点の第1は、電気ケーブルの素材です。
私は害獣電気柵用のステンレス線6本とナイロン系ロープを編み込んだケーブルを使用
していますが、強靭でしなやかでありますが、ミツバチが止まりやすく(手足でつかまる)、
結果、数匹がつるむことになります。
ケーブル自体もザラザラ感があり、観察しているとミツバチはかなり気にしています。
数匹がつるむと団子状(鎖状)になり、+-のケーブルに触れて感電することになります。
差し当たり、巣門からケーブルまでの間に板を敷いていましたがこれを撤去。
巣門から歩いてケーブルまで行くことはなくなり、かなり改善されました。
このケーブルはステンレス、あるいは銅線のような金属ケーブルに変更したほうがいいようです。
威力はかなりのものですが、肝心の大スズメバチが飛来しなくなって、まだ大スズメバチでは
その効果を確認できていません。しかし、テストでバッタや蛾類、果ては、トカゲでも試しましたが
瞬時に硬直し、ジリジリ、バチッ、バチッという感電音は不気味でもありました。
瞬殺とまではいきませんが当然、死に至りました。
おそらく、大スズメバチも触れたら最後、あの世行きは間違いないでしょう。
ただ、通常の電気柵はプラス配線のみで、高圧発生器から出た-線は地中にアースとして
埋め込みます。これにより、地上の物体(害獣など)がプラス線に触れると、プラス線→物体→
地中と電気が流れ感電しますが、空中飛来物はそういうわけにはいきません。
このことは迂闊にも試作前には気が付きませんでした。浦添養蜂さんのアドバイスにより、
アッと思った次第です。
このことにより、大スズメバチを感電させるためには+-に同時に触れさせる工夫が必要です。
つまり、+-線を交互に配線し、2本のケーブルに大スズメバチを接触させないと感電しません。
この配線に手間取りました。絶縁を考えなければ簡単ですが、漏電しないよう苦労しました。
もっとほかに有効な方法も2、3考えていますが、コストを考えると踏ん切りがつきません。
私の場合は材料のコストはゼロ円でしたが、高電圧発生器が1万円前後で入手可能です
から、その後は手作りで大したコストはかからないと見ています。
大スズメバチが比較的多く生息し、かつ、ハチ場を常に監視できない人にはおススメだと
思われます。ただ、漏電対策をしっかりしていないと巣箱に高圧電流が流れてミツバチに
対して危険です。雨の日は電源を切るのが安全です。
市販の大スズメバチ捕獲器が6000~8000円くらいで、巣箱1箱に1台必要ですが、
手作りすれば別ですが、その分で電気柵が作れます。
ちなみに、先にも書きましたようにこの高電圧発生器の有効距離は400メートルとなっています。
(2万円前後出すと数キロまで可能だそうです)
1群に10メートル使ったとして、40群までは使えることになります。
零細養蜂家には十分であります。
電力は家庭用、12Vバッテリー、乾電池など使えますが、私の場合は単一乾電池4個を
使用しています。昼間だけ使ったとして40日間は有効だそうですから、電気代はほとんど
無視していいくらいですね。
余裕ができましたら森野さんのように「焼酎漬け」もいいですね。
今のところ、憎さが先行してそれどころではありませんが……。(笑)
今期は天候不順で大スズメバチや日本ミツバチは多大な影響を受けている可能性があります。
自然の山野で生きていく宿命でしょうが、1シーズンに大きな打撃を受ければその後遺症は
数年は続くと見ています。しかし、このような自然の厳しさをおそらく数千年、数万年も乗り
越えて現在があるのですから、大スズメバチも、日本ミツバチも凄いものがありますね。
その点、西洋ミツバチは明治以降、我が国に上陸し、日本の自然の厳しさを知らず、
大スズメバチとの闘争も未経験で、がむしゃらに向かって行き哀れな末路を辿ります。
集蜜量が多いだけで、採蜜を目的としなければ日本ミツバチが飼いやすいようです。
でも、何と言っても採密がいちばんの目的ですからねぇ……(笑)
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2:森野
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2015/10/15 (Thu) 17:08:03
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養蜂箱に飛来してきますが 9月より少なくなってきました。
オオスズメバチは 生け捕りにして 35度のホワイトリカーに漬けてます。
公園にある「くぬぎ」の中に樹液が垂れてる樹木があり オオスズメバチは樹液をペロペロしてるので、そちらでも生け捕りにして漬けてます
コンビニで購入した捕虫網で生け捕りにしてます。
オオスズメバチに襲われたのは 今年が初めての新米なので、例年との比較ができません。
昨年は民家が近くにある市街地だったせいかキイロスズメバチしか襲って来なかった。
樹液より養蜂箱
少し離れていてオオスズメバチが同一群かどうかわからないけど
養蜂箱を狙っているヤツラは まだ育児中だと思う。