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西洋ミツバチ掲示板

2061014

ヤマモモ - M/鹿児島

2019/03/02 (Sat) 22:19:19

新しいハチ場(自宅前)の予備ハチ場?としての候補地、放置されているポンカン畑を見に行った。
何やら静かな唸り声らしき音がする。

ン?ン?・・・ひょっとしてニホンミツバチの分蜂音か、と辺りを見回すも全く姿が見えない。
ぐるぐると付近を歩き回ると、どうやら音の発生場所は高い木の上から聞こえてくる。

ぶ~ん!、とハンパない飛翔音・・・
間違いない、これは大群で飛び回っているミツバチの飛翔音だ。しかし、分蜂したハチがこんな高い木の上にいるはずはないのだが・・・

よく見ると幹の直径1メートル近いヤマモモの木の上から聞こえてくる。ヤマモモ・・やまもも・・!?
あ~ッ!花が咲いている。

たしか、石門さんがこの掲示板に書いていたのは2月頃に花が咲くということだった。
目立たぬ花でしかも、雌雄異株。雌花はアカメガシワ同様花びらも、花粉もなく、房状に4~5センチあり、小さな突起が二つあるのがいくつもある。

雄花は花粉も蜜もあり、ミツバチが訪花するのは雄花のみ。しかし、このヤマモモは高さがあり、それらしきハチが飛び回っているのが見えるだけ。

無数の飛翔音からしてミツバチに違いはないけど、ニホンミツバチかセイヨウミツバチか判断できない。
それにしても、おびただしい飛翔音からして数は数百匹以上は間違いない・・・はずだ。

とにかく目立たない花でよほど気を付けてみないと発見できない。私はこれまで花が枯れて房状に地面に落ちてきたときにしか見たことがない。

たぶん、アカメガシワと同じく風媒花だと思われるが、ヤマモモは当地においてはどこにでもある。この時期に花が咲くなど思いもしなかった。

写真は高精度のスマホではなく、ガラケーで撮ったので映りが悪いですが、皆さんの地でも気を付けて観察ください。

Re: ヤマモモ - M/鹿児島

2019/03/17 (Sun) 11:52:44

我が家の敷地内にある樹齢ン十年のヤマモモ。
昨年は膨大な数の実を落とし、掃除が厄介だった。
放置すると発酵腐敗し、匂うし、スズメバチなどもやってきてまったく“困ったちゃん”であった。

え、食用にすればって・・・!?

いえね、自生のヤマモモは実が小さく、種子ばかり大きくて生食には向かないんですよ。焼酎漬けとか、ジャムとか用途も考えましたが、採取するには余りにも高いところにあり、しかも、枝先は細いし、無理なんです。(>_<)

雌株が5本ほどあるのですが、建物の防風も兼ねているので伐採するわけにもいかず、ほんとに困ったちゃんなのです。


雄株の花にミツバチの訪花は確認したのですが、雌株には訪花しないということで、ドローン並みの扱いでしたが(笑)、ま、台風の風除けになればいいか!と、伐採を免れていた役立たずの樹木でした。(^_^;

ところが、本日、朝の8時ころにやけに庭先がうるさいな!、ミツバチの飛翔音のようだが、まさか、分蜂じゃあるまいな・・・と、あわてて音の正体を探しますが見つかりません。

しかし、その飛翔音らしきものはヤマモモの梢から聞こえる。・・・!?!?
そらみみかな・・・と、ヨメに「この音が聞こえるかい」と確認する。「あれっ!ミツバチの羽音じゃない」と、確信した。

見上げてよく観察するとミツバチらしき物体が動き回っている。間違いない!雌花にもミツバチは訪花するんだ!
小躍りして、ニホンミツバチか、セイヨウミツバチか確認するもはっきりしない。

木の登って確認すればいいのだが、とても、確認できる距離までは近づけそうもない。(>_<)
この時間(11時ころ)も観察したら飛び回っていたから、かなりの蜜量はあるようだ。

「蜂から見た花の世界」でも訪花の確認はできていないようだし、専業家に聞いても分からないということだった。

ってことは、私が日本初の「ヤマモモ訪花確認」しかも、雌花にも訪花確認の第1号となるかもしれない。\(^o^)/

皆さん、近くにヤマモモがありましたらご確認ください。
たぶん、本土においてはこれから咲くものと思われます。
ただし、花は、かなり高いところにありますから十分なご注意をお願いします。


写真は我が家の雌花です。


Re: ヤマモモ - M/鹿児島

2019/03/08 (Fri) 18:11:10

雄花がいつごろから咲き始めたのか分からないけど、本日もミツバチの訪花で凄い飛翔音が聞こえる。

しかし、すでにピークは過ぎているようで根元には雄花の残骸が無数に散らばっていた。
相変わらずニホンミツバチか、セイヨウミツバチかは確認できないけど、この木から私の蜂場までは直線距離でおよそ、1.2キロ、分割群を置いている場所から100メートルくらいだから、ウチの蜂も相当数訪花しているものと思われる。

残っている花もまだかなり見受けられることから、あと1週間前後は訪花するものと思われる。
どうやら、花粉が主のようであり、蜜は少ないかも・・・
しかし、この時期の花粉は増勢に強力な助っ人になるはずだ。

Re: ヤマモモ - M/鹿児島

2019/03/06 (Wed) 02:52:14

人生ン十年・・・身近な植物でもあるヤマモモですが、花を見たのは初めてです。(^_^;

それほど目立たない花ですが、実は幼少の頃はよく食べた記憶があります。しかし、この頃は誰も食べなくて自生のヤマモモは核?の部分が大きくて、鳥類もあまり食べないようで敷地内で意図せず育った大木から落ちる大量の実には閉口しています。(>_<)

成長も早く、防風のために植えられたのであろうヤマモモは今や巨樹になっているものが多い。長老に聞いても花を知らない人が多く、私もミツバチと因縁がなければおそらく知ることはなかったでしょう。(笑)

我が敷地内には高さ10メートル以上、直径70~80センチの木が5本ありますが、いずれも雌株で下からは花が確認できにくいです。昨年も大量の実が落ちていたので花は咲いているはずですが・・・

「蜂から見た花の世界」でもミツバチの訪花は確認されていないようですが(写真)、私はしっかり確認しました。(^o^)

暖地の代表的な常緑樹の一つで、風媒花でもあることからミツバチの訪花は交配には役に立っていないようです。
雌花に花粉がなく、蜜もないですから・・・

昆虫類に頼らなくて、風に頼る風媒花はけっこう日本には多い気がしますね。稲も杉も、ヒノキもそうですから、明治以降まで養蜂が振るわなかった要因もそこらあたりに起因しているかもしれません。

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