西洋ミツバチ掲示板
越冬隊到着！ - M／鹿児島
2018/12/19 (Wed) 23:39:37
例年、12月も半ばを過ぎると本土からの越冬隊がやってきます。その数、およそ約150群・・・
5年ほど前に養蜂について右も左も分からないときに5枚群1箱を購入した専業養蜂家です。
総所有数およそ3200箱もあり、従業員4人とともに作業をこなしておられます。主戦場は北海道であり、冬場は鹿児島に帰ってこられます。エサの砂糖代だけでも年間に300万円以上消費されるということで、おそらく日本国内においては最大規模の養蜂家であると思われます。
3200箱を4人で・・・！！！
物理的に不可能と思われるその内訳は、3枚群のレンタル用が半数以上含む、ということですが、それでも私の理解力を超えています。
レンタルはメロン用ということで、せいぜい10日～2週間くらいのレンタル期間で、レンタル料も安く、赤字にならない程度の売り上げだそうです。
エっ！たったの2週間・・・・！？ 1万円を切る・・・
驚く私に、メロンの開花は短く一斉に咲き、一斉に終わるということを説明されました。
（柑橘類の開花と開花期間が似ています。）
相当数の圃場と場所に配達、回収だけでも大変な作業で、しかも、レンタル料は安く、来年の価格交渉がまとまらなければ撤退も考えているということでした。
私のハチ場を視察？されて、レンゲ、BBツリー、マヌカの新植栽を見て、「日本の養蜂家でここまでやる人は少ない。勉強と情熱を感じる」と、大いに激励されました。
少々、面映ゆい気もしますが、移動養蜂に明け暮れている専業家も考え直す時期に来ている、刺激を受けた！と、持ち上げてくれました。(^_^;
今のハチミツ価格状況が続けば30群で人並みの収入が得られる！頑張って若い連中の模範になってほしい！などと、今回はいつもの年よりかなり好意的に見ていただけました。
やはり、1群から出発し苦労しながらもここまでやってきたことを評価していただいているようでした。(^_^;
中でも、蜜源の拡張に力を入れていることを最大限に評価されたことはうれしかったですね。
来年はレンゲの種子を50キロほど無償で提供する、という申し出には痛く感激しました。
（ただし、出荷の際にはウチにも取引願いたい、という半条件？付きでしたが・・・）(^_^;
Re: 越冬隊到着！ - まる/宮城
2018/12/23 (Sun) 01:16:05
こんな感じに運んでいるとかと 函館港で下船したトラック３台の様子
Re: 越冬隊到着！ - M／鹿児島
2018/12/20 (Thu) 20:58:15
蜜蜂爺やさん、専業の養蜂家はほとんどの方が2代目、3代目など家業を継いで来られた方が大半のようです。
当地に越冬に来られるNさんもその1人で3代目だそうです。
例年、12月中旬頃から3月半ば頃まで置いて、その間、2～3回点検に来られます。つまり、ほぼ、放ったらかし状態です。土地は当然、借地で5～7カ所に分散です。
20年以上この越冬飼育を続けておられて、毎年同じ場所で、1年間伸び放題の雑草刈りに1日を費やします。
飼育技術的なことは親子代々受け継いできた技術が主で、最新の情勢には疎い？ような気がします。(^_^;
また、採蜜は“バクチ”というのが口癖です。(笑)
1群で70キロ採ったのが最高だったそうで、通常、5～7回採蜜するそうです。加温して水分を飛ばすのは普通だそうで、完熟まで待てないそうです。
北海道各地にに30町歩ほどのナタネを植えて、建勢を助長するそうですが、ナタネのあとにすぐアカシアが開花するそうで、蜜の結晶に悩んでおられました。
4トン車で液糖もかなり積んでおり、150箱は少々無理があると私的には思いました。
宿泊場所(民宿)に差し入れなど持ち、歓談しますが、こちらの聞きたいハチの話などほとんど出なくて、下ネタがもっぱらの話です。(笑)
税務署を怖がりますから(笑)、「税務署を怖がるようになれば事業家として一人前ですよ」と、慰めました。(^_^;
しかし、専業家のやり方と、私たちのやり方はずいぶん違った面があるように思えます。
Re: 越冬隊到着！ - 蜜蜂爺や/埼玉
2018/12/20 (Thu) 12:50:14
専業の養蜂家はテレビなどで放映されますが南から花と一緒に北海道までいどうされるようです。
夏はそのまま北海道で分割をして種バチや貸しバチを作るみたいですが一体一群で何回採蜜するのでしょうか。
定置の10倍ぐらい働くのでしょうか？
Mさんの所にこられる人って夏場は土地（多分借地？）の管理ってどうされているのですか？
管理人が居て除草等されているのですか？
150群とは4トンのロングに満載位なのでしょうか？