給水場 - M／鹿児島

2018/12/08 (Sat) 08:03:45

越冬態勢に入っている皆さんには関係ないようですが(笑)、ハチたちにとって早春に必ず必要となるのが水分補給です。しかし、秋口から初夏にかけては日本においては空気が乾燥気味です。

まだ寒い早春の日にハチたちが大挙して吸水器に群がります。巣内では産卵が活発になり、育児のための水を必要としているのです。
早春には新鮮な花粉と水は必須なのです。

できるだけハチたちの負担を軽くするためにハチ場に給水場を設けているか、巣箱に併設している人は多いですね。
私もいろいろの器具を試しましたが、結局、落ち着いたのはハチ場に水を入れた大き目の容器を置くことでした。

しかし、これには欠点が二つあります。
①溺死しやすいこと。
②水が腐敗しやすいこと、です。

溺死防止には発泡スチロールを浮かべることで、解決できますが、長期間、水の入れ替えなしは感心しません。
しかし、定期的な入れ替えもメンドイことです。（>＿<）

定期的な入れ替えなしに、雨水だけで入れ替える方法が簡単なのですが、これだと表面だけが入れ替わるだけで中層部以下はそのままです。

そこで、図のような方法を考案しました。
考案っていったって、ウンウン唸って考えたわけではありません。(笑)ただのヒラメキです。(笑)(笑)

つまり、表層に落ちた雨水が底の水を押し出すわけです。
図のように塩ビ管の下部を切り、底の水が流れる仕組みです。意外と効果的です。
皆さん、お試しあれ！＼(^o^)／