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西洋ミツバチ掲示板

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大スズメバチ - M/鹿児島

2018/12/02 (Sun) 09:07:29

12月に入り少しは減ると思った大スズメバチの襲来は相も変わらず減りそうもありません。(>_<)

ミツバチは少ない暖地以外の方はおそらく越冬態勢に入っていると思われ、当地ではまだ、産卵活動が活発で、継箱をどうしようか迷っています。

この時期の大スズメバチのほとんどは新女王蜂で、さしもの大スズメバチの繁栄も終わりを告げていると思われます。これだけの新女王蜂を捕獲しているので、来春のヤツらの営巣に少なからぬ影響を与えているものとニンマリしている自分がいます。(笑)

新女王蜂は襲来してもほとんどミツバチに攻撃を加えません。囮の乗っている粘着板に、堂々?と何の警戒も示さず、躊躇せず、すんなりと乗ってしまいます。

やはり、昆虫界の食物連鎖の頂点にいる、まさに王者の風格です。(笑)
そこに人間が立っていても何ら警戒せず、我が道を行く態度は立派なものです。(^_^;

ヤツらはたぶん、“敵”に襲われるなんて頭の中にはないようで、凛々しさの中にも一抹の不憫さも感じます。

だが、ハチ飼いにはそんな感傷に浸っているヒマはありません。また、農家の方も有益な益虫であるにも関わらず、怖れと憎さはハチ飼い以上のものがあります。(^_^;

人を殺すほどの毒針威力と、あの不適なツラ構えを思えば無理もないところがあります。(笑)

しかし、よく観察してみると言われているような獰猛さはなく、むしろ、可愛いものがあります。
我々人間に対しては身の危険を感じるか、巣を守る以外には攻撃してくることはまずありません。

ヤツらの不幸は閉鎖空間に営巣することにあります。
人は巣の存在が分からずに近くに寄り、攻撃を受けることにより悲劇が発生します。

野生動物の襲撃による死亡事故が毎年発生していますが、その中でクマやイノシシよりも被害が多いのは大スズメバチの被害なのですが、そのほとんどは巣の近くに近寄ったことに起因しています。

Re: 大スズメバチ - M/鹿児島

2018/12/29 (Sat) 08:53:07

数日前から大スズメバチの飛来が少なくなり、一昨日はゼロとなりました。(粘着板捕獲実績で)
その前から捕獲器にはほとんど入っていなかったし、獲れるのは粘着板のみで新女王蜂ばかりでした。

このことからして推測するに、大スズメバチの巣はほぼ崩壊しており、採餌目的の「働き蜂によるミツバチ襲撃」は終わっていた?と、見ています。

10月半ば頃からポツポツ現れ、11月にはほぼ半々になり、12月に入ると90%以上は新女王蜂の状態でした。
新女王蜂は捕獲器にはほとんど入らず、粘着板のみで捕獲したことを考えると、ヤツらはミツバチを襲うことが目的ではなく、もっぱら粘着板に乗せている“囮”のフェロモンに魅かれてやってきたと思われます。

正式な記録は取っていませんが、毎日30匹以上、3カ月弱で1500匹以上を捕獲した実績から考えれば的を得た推測と考えています。

このことからして、大スズメバチが集団でミツバチを襲うのは、新女王蜂が羽化する前段階、つまり、大スズメバチの巣が最大規模になり、働き蜂を生産しなくなり、もっぱら雄蜂と新女王蜂が成長していく過程です。

地域によってその時期に差はあるでしょうが、期間はおよそ1ヶ月くらいと見ています。新女王蜂を見かけたら「やれやれ、もうすぐ終わるな・・・!」ってことですね。(笑)


しかし、なんですねぇ・・・
ヤツらの短い一生はいったい、何のための人生だったのでしょう。ただただ、生きるためだけに行動し、何の楽しみもなく、生殖行為も選ばれたものだけ・・・

この世の、生きとし生けるものの最大優先事項は“子孫を残すこと”だそうですが、それにしてもねぇ・・・
間違った進化の方法としか考えられませんね。(>_<)

Re: 大スズメバチ - M/鹿児島

2018/12/08 (Sat) 05:45:16

ゴトケンさん、大スズメバチの生息地域はかなり偏っているようでして、当地においても多い少ないがあります。
その原因は餌となる食料の豊富さ、気温など住環境の快適さにあると思われます。

つまり、昆虫類が多く、雨が少なく、温暖な地域ということになりますが、当地はピッタリ当てはまります。(笑)

さて、捕えた大スズメバチの処理ですが、今のところ週2回ほどまとめて焼却処分しています。粘着板に乗ったら翌日は剥がさないと腐敗し始め、ギンバエが集まり粘着板の効果が薄れてしまいます。

はちみつ漬けなど考えましたが、粘着板で捕えたヤツは粘着物質まみれで使い物になりません。(>_<)
捕獲器に入ったヤツを焼酎漬けにし、1年後に飲んでみましたが、言われているような目立った効能もなく(笑)、この頃は、バーナーで即、火炙りの刑です。(^_^;

また、生姜やらニンニク、レモンなどハチミツに漬けて食すると “身体にいい!” ということも聞きますが、そうなりますと「ハチミツ」は加工食品になります。

加工食品となれば販売許可が必要だし、その設備費用だけでも割に合いません。食品、及び加工品の販売はその性格からして厳しい規制、規則は当然のことで、ハチミツ加工に乗り出すことは今のところ考えていません。

Re: 大スズメバチ - ゴトケン@茨城

2018/12/06 (Thu) 19:42:31

いやはや、凄い数のオオスズメバチですね。圧倒されてただただ驚くばかりです。何かに活用できればと考えてしまいます。何処かの道の駅か忘れましたが、100㏄ほどの瓶に、スズメバチと蜂蜜を入れて1,500円ほどで販売しているのを思い出しました。物珍しさからか飛ぶように売れていましたね。Mさんの場合、如何に生け捕りするかと瓶に入れるときに刺されないようにするのかが課題でしょうか。当方は、既に記載の通りですが、まったくといってよいほど襲撃がありませんでした。

Re: 大スズメバチ - M/鹿児島

2018/12/06 (Thu) 19:21:32

いつまで続く女王襲来・・・!?

師走も6日を過ぎたというのに、相も変わらず連日の襲撃でホトホト参っています。 (-"-;)
本土では越冬態勢に入った方が大部分というのに、連日の夏日でミツバチも活性化しています。

蜜も溜まり始め、勢力も伸び始め、これで昨冬のように大寒波でもやってきたらえらいこっちゃ・・・(>_<)

さて、襲来する大スズメバチはミツバチを襲うことはほとんどなく、したがって捕獲器に入ることもなく、そのほとんどは粘着板で捕えています。

しかし、さすがに、新女王はガタイもよく、粘着板に乗っても暴れ方がハンパなく、中には粘着板から逃れるヤツもいます。ネズミ捕り用粘着板でネズミでさえ逃れられない強力な粘着力なのに・・・脅威です。

でも、運よく粘着板からはみ出ても躯体全体が粘着物質で覆われ、もはや飛翔力はありません。
新ハチ場に8群置いていますが、もう、1カ月以上も連日30~50匹を捕えています。いったいどこにこんな数の大スズメバチがいるのか天を仰ぎ、ため息つく私であります。

ミツバチを襲わないとなれば、囮の出すフェロモンに引かれてやってくるのは明らかです。新女王蜂は羽化して巣を出たら二度と戻らないといいます。

そうなればヤツらの食糧はいったい何が主食となるのでしょう?越冬に備えて体力を付けなければならない時期に何を食べているのでしょうか?

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