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西洋ミツバチ掲示板

2079522

越冬(蜂球)の科学 - M/鹿児島

2018/01/05 (Fri) 15:37:38

セイヨウミツバチは14度になると越冬準備に入り、さらに気温が低下すると巣箱内で蜂球を作り、寒い冬を乗り切るとされています。しかし、暖地においては12~13度でも活発に集密や花粉集めに動いています。

越冬準備の14度は巣箱外に蜜源・花粉源となる植物の多寡によって決まっているようです。寒いし、食い物がなければ寝て暮らそうかってことでしょうか。(笑)
ハチを飼いを始めたころ、浦添さんは「たぶん、Mさんの地では越冬態勢に入らないと思いますよ」と、言っておられましたが、私が観察した限りそのようになりました。

第2ハチ場のすぐそばにニホンミツバチが昨夏から営巣していますが(大きなタブノキの樹祠)、セイヨウミツバチは12~13度になると巣門の周りはひっそりとなりますが、彼女らはひっきりなしに飛び交っています。
7度くらいの気温でも飛び出しているそうですが、当地において日中の気温はそこまで下がりませんからまだ未確認です。先祖が違うと生態も違ってくるようですね。

さて、全員で蜂球を作り固まってほとんど動かないそうですが、いくらじっとしていても食うものは食うそうです。(笑)
食べれば必然と排泄も起きる・・・はずです。
排泄は必ず巣箱外で行うミツバチたちはどうしているのでしょう?

どうやらいくぶん暖かい日に外に出て行うそうです。
蜂舎などで閉じ込めて越冬を行う場合にはそのために巣門を開けているそうです。もしも、巣門を閉め切っていたら排泄のために有害ガス、あるいは湿気の充満で打撃を被るそうですが、寒冷地のハチ飼いは大変のようです。

生きていれば寒くても食べるものは食べる・・・!
当たり前のことですが、弱小群ほど食料の蜜が減るのが早いのは、小さな蜂球では蜂球全体の保温のために最下層のハチが筋肉を使い身体を振動させる運動が広範囲にわたり、結果、多くのハチが運動することになり、その分だけエネルギーが必要になり、多くの食料を消費することになるということです。

そのため、弱小群はもとより強盛群においてもできるだけ巣枠を少なくし、ハチを密集させるのがコツだそうです。

え~、暖地において越冬の管理はこれといった作業を行わないせいか、詳しく調べませんでしたが、今回、ちょっと調べたのですが寒冷地の方々、越冬作業ご苦労様です。

不思議なことにどんなに寒くても2月4日の立春を過ぎれば巣箱内のハチたちは活動準備、または活動を始めるそうです。もう少しの辛抱ですね。
皆さん頑張ってハチたちの越冬を見守ってください。

Re: 越冬(蜂球)の科学 - う@沖縄

2018/01/05 (Fri) 23:31:47

来週、強い寒気が来るそうです。
越冬はこれからが本番ですね。

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