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西洋ミツバチ掲示板

2079323

ツユクサ - M/鹿児島

2017/09/29 (Fri) 23:04:29

ハチ飼い仲間のKさんから朝8時ころに電話あり!
「畑の雑草にハチが無茶苦茶集まっている。なんかおかしいので見に来てくれ!」

雑草にハチが・・・!?

すぐに飛んで行き、見てみるといるわ、いるわ・・・
羽音を立てながら地面の青い花に群がっている。
どうやら、この青い花に訪花しているようだが、こんな花に蜜が出てるんかいな・・・?

帰って調べてみたらその花は「ツユクサ」というようだ。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj-h5Gwx8rWAhVLi7wKHYREAbcQ_AUICigB&biw=1138&bih=548&dpr=1.2

1日花どころか半日花のようで、朝咲いて昼間にはしぼんでしまうそうだ。どこにでもある花だが、Kさんの巣箱はミカン畑の奥にあり、そのミカン畑の下草に毎年、わんさか生えて困っていたそうだ。

「蜂から見た花の世界」でも画像のように花粉オンリーのようだ。ハチたちは1時間ほどでいなくなってしまい、この花に訪花する姿を見ることは難しいかも・・・

それにしても、これだけたくさんのハチが訪花するとは全然考えたこともなかった。夕方にはほとんどの花が散ってしまって影も形もない。そして、翌日早朝から咲き始める。次々と咲いて花期も比較的長い。

今の時期、花粉を盛んに運び込んでいるがほとんどがセンダングサと思っていたが、人知れずこんな花の花粉も運んでいたわけだ。朝早くからエライなぁ・・・

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/25 (Wed) 05:45:50

石門さん、本種?のイボクサは湿ったところなど湿地帯を好むようですが、シマイボクサはどうやら本種が変化進化した植物のようですね。

ガラパゴス島のイグアナと同じく、必要に迫られて海に潜るようになり、シマイボクサは乾燥地(普通)の地でも生きていけるように変化したのではないかと見ています。

ツユクサ系統のようですから同じように蜜は分泌していないか、僅少のようで、その代わりに花粉を提供して昆虫類を呼ぶようです。しかし、ミツバチの訪花がハンパではありません。

蜜蜂が重視するある種のアミノ酸(たんぱく質)が多く含まれているのではないかと推測します。蜜源(花粉源)が少ないこの時期を考慮しても訪花の数は異常です。
ただ、何回も書きますが開花時間が異常に短く、1~2時間程度です。群生している場所でなかったらこの花に気付く人は少ないはずです。

何の役にも立たない邪魔者の雑草としか認識していなかったのですが、花粉源としての魅力は大きいですね。
地を這う植物ですから他の雑草に押され気味で、存在感も低いですが、育て方によっては有望な花粉源となりそうです。

これまで踏みつけて歩いていたのですが、この頃は踏まないようにそっと歩く私であります。(笑)
育成、栽培方法を模索しています。(^o^)

Re: Re: Re: ツユクサ - 石門国頭

2017/10/25 (Wed) 00:03:06

野球場や公園の湿ったところにありそうです
花は周年とのことですので今度から観察してみます

Re: Re: ツユクサ - 石門国頭

2017/10/24 (Tue) 23:55:52

シマイボクサ
たしかに沖縄にあります。
ただ私は花は見たことありません。
シマイボクサで検索して名護市で撮影された画像であぁ見覚えある草だ!と思いました
いろんなところにありそうです

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/24 (Tue) 04:41:22

浦添さん、私は当地に移住して10年余になりますが、この花に全く気が付きませんでした。しぶとい雑草という感じでした。他の雑草と一緒に草取り(根から抜く)し、一緒に積んでおくと下のほうから必ず再生する厄介なシロモノだったのです。

まさか、こんな可憐な花が咲くなど思いもよらず、しかも、ハチが訪花するなど驚くやらうれしいやら・・・

他のツユクサ類は早朝に開花しますが、この花は昼前頃から、しかもたった1~2時間の開花時間です。
発見しにくいはずです。 (-"-;)
しかも、他の雑草に紛れ込んでいますから花が咲いていても注意することもなく、むしろ、無視する存在です。

私の場合は、先に書いた通りイワダレソウを植えるために除草剤で一面に枯らし、その空間に芽を出したので気付きました。もっとも、仲間のKさんが気が付かなければ発見はもっと遅くなり、片っ端から雑草として処理していたかもしれません。

保護?したおかげで他の雑草と競合せず、畑一面にイワダレソウと同居していますが、地を這う同じ性質の草同士でこれからどうなるか観察し続けます。

なお、この地で生まれ育ち70有余年のKさんでさえ、この花の存在を知らず、これまで雑草として処理していたそうです。(>_<)

Kさんのミカン園は1反歩ほどで初夏の頃、除草剤ですべて雑草処理するので、その後、発芽するこのシマイボクサの処理に手を焼いていたそうです。(除草剤は地中には浸透せず効果なし!多年草や樹木にも効果なし!)

気を付けてみると第3ハチ場にも相当存在しており、除草剤を上手に使えば畑一面を埋め尽くすことも可能です。

(写真は手前がイワダレソウ、奥が品シマイボクサ。イワダレソウが伸びていくときにシマイボクサはほとんど抜いてしまった)

Re: ツユクサ - う@沖縄

2017/10/24 (Tue) 00:47:33

沖縄本島ですが、この花は見かけたことが無いです。
探してみます。

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/23 (Mon) 20:55:14

え~、性懲りもなくシマイボクサの観察を続けています。
このシマイボクサは九州南部~沖縄諸島が生育地となっていますが、本土においても自生していると思うのですがねぇ。

さて、開花に気が付いたのは9月下旬でありますが、今でも毎日、開花しています。半日花どころか、たった2時間くらいの開花時間でありますが、その勢いはとどまるところがありません。

おそらく当地においては年内いっぱいはこのまま花が咲き続けると思われます。吸蜜行動はありません。せわしなく足を動かして花粉をかき集めている蜂ばかりです。

その花粉の色は花が小さいので分かりにくいのですが、彼女らの花粉籠を見るとよく分かります。
紫がかった色で、贔屓目に見ても美味しそうには見えませんし(笑)、人間の目から見たらどちらかといえば“汚い”色で、よくこんなものを食べるな!と、感心します。(笑)

台風一過の本日のお昼頃、これだけ草丈が低いと、ってか、地を這うような姿ですから台風の被害をほとんど受けていないようで、センダングサが軒並み全滅しているのに畑一面に開花していました。

もちろん、ハチたちは大挙して押し寄せており、盛んに花粉を集めていました。まだ、本格的に内検を行っていませんから巣枠にどの程度集まっているのか分かりません。

しかし、秋の貴重な花粉になることは間違いありません。
長期にわたって咲き続けるこのシマイボクサは当地においては秋の増勢、または、初春の増勢に威力を発揮すると思われます。

非常に強い草で、本体がある程度成長したら四方八方に茎をのばし、節の境から根を出し、枝を出し、伸長し続け、1本の体躯で条件さえよければ50センチ以上は繁茂します。イワダレソウ顔負けの繁茂です。茎は引っ張るとすぐに折れてそこから再度芽を出します。

また、茎は切っても日陰に放っておくと根を出し再生する強靭な性質があります。毎年、この草の処理に骨を折っていたものです。花粉源としておススメです。
40~50坪ほど空き地があれば植えられることをおススメします。何しろ、毎日毎日、新規の花が咲くのですから・・・

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/20 (Fri) 20:47:30

相変わらず時間になるとシマイボクサは開花し、訪れるハチたちもひっきりなし・・・!
蜜は分泌しないということで、花を千切ってルーペで調べてみてもたしかに蜜は見当たらない。
直径7~8ミリほどの小さな花のどこに魅力があるのか??

だからといってハチたちの足に花粉団子はほとんど見当たらない・・・???
これはどういうことだろう・・・??

主に幼虫の生育源となる蜂パン(花粉と蜜の混ざったもの)
は12種類のアミノ酸(たんぱく質)が必須らしく、ハチたちはこのことを知っているようで、それがために種類の違う花の花粉を集めるらしい。

ある日、突然、今まで訪花していた花に来なくなることがあるが、それは、その花の持つ養分が満たされたからだと言われている。

その反対にシマイボクサに大挙してやってくるのは、ある種類の養分が欠如していて、シマイボクサにはそれが十分にあり、それを補うためかも・・・

でも、咲き始めてもう1ヶ月近くなるしなぁ・・・
足りない養分を取得するためならばもう十分なはずだしなぁ・・・

いずれにしても、毎日、1時間ほどの饗宴は続いています。(^_^;

写真はイワダレソウの隙間に必死になって伸びようとするシマイボクサ。

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/19 (Thu) 09:54:43

ツユクサの仲間とは分かったけど、これだけミツバチが訪れるには蜜や花粉が相当あるに違いない・・・ということで、同定を試みますがなかなか見つからない。

結局、ツユクサ目、ツユクサ科、イボクサ属、シマイボクサと私なりに同定しました。(^o^)

事実とすればぬわんと、鹿児島県では絶滅危惧種に指定されているようです。イワダレソウと性質が似ていて、地面を這い、茎から枝を出し無数の花をつけます。
しかも、花期は“通年”とあり、これまた驚く・・・

しかし、開花時間は超短く、11:00頃に咲いて13:00頃には跡形もなくなる。この時間にハチ場で作業しているとエッ!エッ!いつの間に・・・と、一面の花畑になる。
そして、いつの間にかなくなっている、という状況です。

びっしり生えたイワダレソウの隙間に芽生え、イワダレソウの上面を這っていくので、最初の頃は必死になって抜き取っていたけど、今はあきらめました。(笑)
ハチが訪花するし、イワダレソウよりこちらのほうが優秀かも・・・(^_^;

茎を千切るとネバネバした液が出るけど、これが「疣(いぼ)」を取る?ことから疣草と命名されたらしいけど・・・定かではない。

九州南部から沖縄にかけて自生しているそうですが、これだけ大量の花をこれまで見たことがないのはたった1~2時間の開花時間のせいだったのか?

ミツバチも短い開花時間を知っているのか、大量に押し寄せる。足元でブンブン羽音をならし、忙しそうに飛び回っている。しかし、どんなに観察してもこれだけ押し寄せるほどの蜜や花粉があるとは思えない。不思議でならない。

沖縄にも相当、自生しているそうですから昼頃に観察されることをおススメします。
いずれにしても、有望な蜜源、花粉源に化ける可能性あり!注意して観察を続けます。

――――――――――――――――

シマイボクサ

【特  徴】草丈20~30㎝の多年草。茎は下部で分枝し、匍匐して節から根を出す。葉は狭線形~披針形で、先は鋭い。根出葉がある。花は茎頂または葉腋から集散花序となり、直径約5~9㎜の白色~淡紫色。
花弁は3個のやや円形で、花糸に毛があり、雌しべは1個、雄しべは5個。
萼片は3個の楕円形で先がやや円く、長さ3~4mm。
蒴果は3つに割れ、各室に2個の種子が入っている。

【生育環境】やや湿り気のある荒地、田畑、路傍、低地部の草地
【分  布】九州(南部)~沖縄諸島
【開花時期】周年

――――――――――――――――――

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/07 (Sat) 06:11:15

ツユクサがどうして畑一面に生えてきたのか?原因があります。この畑にはイワダレソウを植える前に雑草をすべて駆除するために除草剤を散布しました。

そこにイワダレソウを植えたのですが予算の関係もあり、密に植えることは叶いませんでした。驚異的な成長スピードがあるイワダレソウも畑一面を覆うまでには至らず、その空間にこぼれ種があったツユクサが芽を出したわけです。

両者ともに地を這う植物であり、他の雑草が茂っていれば繁茂は難しいわけです。しかし、今年はその邪魔者がなくなり、一斉に芽吹き、成長したようです。

ツユクサに群がるミツバチはハンパではなく、羽音を立てうるさいほどです。しかし、この花は寿命が短く、開花して1時間足らずで散ってしまいます。たまたま、咲いている時間帯に行かないと見つけることはできません。

しかも、花は小さく、どうしてこんな花に群がるのか不思議でなりません。花粉を目的と思っていましたが、その花粉も少なく、まして、花蜜が出ているなんて考えられません。

いくら他に花が少ないと言っても今の時期はセンダングサが大量にあります。いったいツユクサの何がミツバチを引き付けているのでしょう?

写真は同じ場所の左がツユクサ、右がイワダレソウです。

Re: Re: ツユクサ 石門国頭

2017/10/04 (Wed) 22:14:31

イワダレソウ
私のは影に植えているので生きてはいるね ぐらいのていです 
浦添さんが教えてくれた場所は生き生きと花もいっぱい咲いてましたよ今日も
花の着きかたが夏場とは全然違っていて
夏よりは密集してなかったです。
雑草の短いうちは私の蜂場もツユクサあったのですが今はそこはサシグサの花畑になっていてツユクサはみる影もありません。

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/04 (Wed) 21:37:41

イワダレソウは凄い勢いで勢力拡大中ですが、まだ、開花を確認できません。私は裏庭(畑)、玄関横、ハチ場2カ所に植えていますが、ハチ場2カ所には最初に沖縄から輿入れしてきた初代のイワダレソウですが、玄関横と裏庭はその新芽を移植したいわゆる2代目です。

その両方ともまだ開花を確認できません。
1本の挿し芽からおよそ1メートル四方に伸びてジャングルを形成しつつありますから花が咲いてもいいと思うのですがねぇ・・・(>_<)

Re: ツユクサ - う@沖縄

2017/10/04 (Wed) 20:27:38

良い蜜源そうですね。

話は変わりますが、イワダレソウの花は咲いていますか?
プランターに植えたイワダレソウは、肥料を与えすぎたせいかツルや葉は茂っているのですが花は咲いていません。

Re: ツユクサ - M/鹿児島

2017/10/03 (Tue) 22:08:59

ツユクサの成長は驚異的なものがある。
つい、先日Kさんのハチ場で「こんなにたくさんあるんかい!」と、驚いたのがウソのように、我が第2ハチ場で今朝方ビッシリ咲いているのを発見!

ゲッ!いつの間に・・・
まったく気が付かないうちに茎が出て、そして花が咲いている。う~ん!こんなことってあるんかいな?

どうやらツユクサの種類はいくつもあり、当地のそれは
シマツユクサ?のようだ。こんな小さい花なのにハチたちは訪花している。

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