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西洋ミツバチ掲示板

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中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/04 (Mon) 16:36:01

中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビューです。

俵養蜂場の商品名:
中年の門番king(10枚箱用)
中年の門番7 (7枚箱用)

価格は、いずれも\1,200(税込価格)


材質:プラ段(厚み4.2mm)

スリット(いずれも2列×7段)
(7枚箱用) 高さ:6.5~7.0mm 幅:102mm
(10枚箱用) 高さ:6.5~7.0mm 幅:130mm


巣門中央からスリットまでの距離
(7枚箱用) およそ140~160mm
(10枚箱用) およそ140~175mm

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - M/鹿児島

2017/09/30 (Sat) 20:52:31

「中年の門番」の商品名が、なぜ中年?なのかよく分かりませんが(笑)、機能などは「空洞箱方式」と、ほぼ同じと見ています。姿かたちは全く違いますが・・・(^_^;

つまり、巣箱内のミツバチたちに応戦させない、攻撃させないことが主眼です。空洞箱方式は2年余に渡る実証試験の結果、ほぼその機能を確認しました。(巣箱内から出てきて応戦する姿は確認できていない)

中年の門番は巣箱巣門から門番の巣門まで距離が近いこともあり、まだ、最終結論までは至っていないようですね。
今季一杯、実証テストを繰り返されたらおのずと結論が見えそうですね。たま吉さんには頑張っていただきたいですね。

しかし、両者は大スズメバチを捕獲、捕殺するものではありません。従って、この器具をセットしても外役蜂たちが犠牲になることは目に見えています。

私は現在、空洞箱の機能検証を終わり、襲撃してくる大スズメバチの捕殺、捕獲方法を全力を挙げて模索しています。

今のところ、最も効果的な捕獲器は粘着板です。
しかし、この方法は囮が必要になりますから、毎日の1回以上の見回りが必須です。大スズメバチの囮を捕獲できれば外役蜂の犠牲は最小限度で済みます。

市販のスズメバチ捕獲器、あるいはそれに類した自作の捕獲器もそれなりの効果は上がりますが、
捕獲器の密閉空間に閉じ込められた大スズメバチは仲間を呼ぶ信号を発しますから、痛し痒しの面があり使用する方はその辺りをよく理解する必要があります。

決定打は「電撃捕殺器」ですが、これはまだ実用には問題があります。問題点を払拭できれば最高最大の捕殺器になり得ますがねぇ・・・(>_<)

結論として、①ミツバチに応戦させない、そして、②有効な捕殺器(捕獲器)を取り付ければ、1群が致命的な
痛手を受けることはなくなるはずです。地域差はありますが当地においては11月いっぱいまでは大スズメバチ
の襲撃は続きます。今年は空洞箱と粘着板で致命的なダメージを受けることはないと思っています。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - う@沖縄

2017/09/30 (Sat) 09:58:05

コメント読みました。

オオスズメバチがプラ段を食い破るなら、金属版などの頑丈な板で作らないとダメっぽいですね。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - K-埼玉

2017/09/30 (Sat) 06:08:40

蜂人舎様ブログに中年の門番のその後の記事がアップされていました。ページ最後のコメントまで読んでみてください。

蜂人舎様ブログ
http://hojinsha.com/?p=10438

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - う@沖縄

2017/09/19 (Tue) 22:13:21

空洞式でも同じ現象の報告があります。
防除器だけではなく、捕獲器も取り付けた方がより被害を抑えられそうです。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/19 (Tue) 20:49:51

2017.09.08(金) 14:30スズメ蜂襲来

今年最大の襲来でした。(49匹)

防除器前面にスズメ蜂が、10匹ぐらい張り付いていました。

蜜蜂が応戦したらしく、防除器の外と中でかなりやられてしまいました。おそらく、出入りしていた蜜蜂が襲われて防除器の中に落ち、攻撃フェロモンを出したものと思われます。

不完全とはいえ防除器が無ければ、恐ろしい事になってました。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - う@沖縄

2017/09/06 (Wed) 19:37:56

>>たま吉様

ご報告ありがとうございます。

滑走路が無くてもスリット部分に屯していますね・・・

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/06 (Wed) 16:37:04

2017.09.06(水) 15:30


蜜蜂が防除器に慣れてきたのか、防除器前面にたむろしているのを発見。

他の群れも少しずつ、防除器前面に近づいてたむろしているような感じです。(あまり良くない傾向です)

経過観察を続けます。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - K-埼玉

2017/09/06 (Wed) 08:47:00

ありがとうございます。この防除器は消耗品ですか。それならプラ段でも十分ですね。

ミツバチはスリットからオオスズメバチが見えなくても羽音で反応します。1匹では応戦しなかったようですが、私の住んでいる地域のようにまとまった数が襲撃に来た場合どうなるのか興味深いです。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - M/鹿児島

2017/09/06 (Wed) 05:55:20

これまで市販されているあらゆる「スズメバチ捕獲器」は、
スズメバチを捕えることにことに主眼があります。
確かに、ある程度は捕えますし、それなりに捕らえる意味からは有効です。

しかし、どんな捕獲器でも必ず虐殺行動は起きています。
つまり、ミツバチを守る意味からはほとんど効果はないわけです。捕獲器の下で累々としたミツバチの屍を見て呆然とした方、あるいは、再生不能に陥った経験をお持ちの方は多くおられると思います。

虐殺行動を起こす「大スズメバチ」は世界で日本にだけしか生息していません。つまり、養蜂先進国において大スズメバチの虐殺行動を阻止する器具は必要ないわけです。

必要がなければ開発されるわけもなく、わが国で近代養蜂が始まった明治以降、養蜂器具はすべて飼育技術が確立されている欧米の模倣技術導入でコトなきで済んだわけです。唯一、大スズメバチ対策を除いては・・・

大スズメバチは同系のスズメバチ類さえ襲う、獰猛で厄介なヤツで、目の前に現れたセイヨウミツバチに舌舐めずりし、膨大な量が簡単に手に入るし、以来、養蜂家はなすすべもなく、今日に至り多大な損害を被ってきました。

大スズメバチの多い当地において、虐殺行動から守らないと養蜂は成立しない!と危機感を持ち、様々な手を講じてきました。そして、行き着いたのが「大スズメバチの虐殺行動はミツバチが起こす!」という、現実です。

ニホンミツバチと違い、セイヨウミツバチは敵と認識したら最後の1兵卒まで戦い、応戦します。例え、すべての仲間がヤラレても向かっていきますから、当然、コロニーは崩壊していきます。

私は実態把握のために大スズメバチと応戦中の様子を10分以上も観察したことがあります。それは戦いというよりも
一方的に虐殺される悲しい姿でした。
ヤラレてもヤラレても向かっていきますから、10分もすれば巣門下にはおびただしい量の死骸や、もがき苦しんでいるハチたちが山のように重なります。

この時はスズメバチ捕獲器は取り付けていましたが、大スズメバチは餌として咥えて飛び立ちませんからまったく意味をなさないものでした。

セイヨウミツバチもニホンミツバチのように熱殺行動を取りますが、捕獲器が邪魔になり団体で向かうことはできません。もう、赤子の手をひねるが如く、強力な顎で片っ端からかみ殺していきます。どうかしたら、ミツバチの首が噛み切られて5センチほど頭が飛ぶこともあります。

再度、言いますが現在市販されているスズメバチ捕獲器は、捕獲には多少の効果はありますが、ミツバチたちを守ることは絶対にできません。

なぜなら、セイヨウミツバチの習性として、敵と認識したらすべてのハチたちが全滅するまで戦うからです。

大スズメバチからミツバチを守るためには「応戦させないこと!」が、絶対条件となります。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - う@沖縄

2017/09/06 (Wed) 01:15:33

>>たま吉様

巣門からスリットまでの距離に関してですが、オオスズメバチは攻撃力が高すぎる為、「門番蜂の反撃が余り起きない」というレベルではなく、「門番蜂の反撃が絶対起きない」という距離が求められます。

今までの色々な方の経験を基にすると、巣門~スリットの距離が200mm程度では門番蜂の反撃が起きています。

群の状況によっては200mm以下でも門番蜂の反撃は起こらないかもしれませんが、大小様々な群に完全対応するためには巣門~スリットの距離が400mm位は必要だと思います。

また、経験者の情報によるとオオスズメバチはナイロン網を食い破ったり、木製の巣門を削り広げたりとミツバチを襲う為に色々してくるそうです。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/05 (Tue) 11:20:34

>>う@沖縄さん

滑走板を付けても、ひょっとすると蜜蜂は応戦しないかもしれません。というのも、防除器を装着しても蜜蜂たちは、巣門付近にしかたむろしていません。(防除器の前面付近にたむろしている蜜蜂はいない)

個人的には警戒距離300mmという数値には懐疑的です。状況にもよるでしょうが、もっと短いのではないでしょうか?

たぶん防除器の中の門番蜜蜂たちは、スズメ蜂が来てもはっきり敵だと視認できないのではと思っています。プラ段越しに見ているわけですから。

以前、自作で防除器を作ってみましたが、蜜蜂が通過できない網目だったので、蜜蜂たちが右往左往してしまい使用をいったん中止しました。

>>M/鹿児島さん

おっしゃる通りです。
けっきょく、巣門付近にスズメ蜂が進入できない空間を作り蜜蜂とスズメ蜂が直接接触できなければいいわけですから。

>>K-埼玉さん

プラ段は劣化すると思いますが、この商品を購入する人は消耗品と割り切っているのではないでしょうか。

私がこの商品に期待したのは、1)蜜蜂の大量虐殺を防ぐ 2)巡回の頻度を極力減らす 3)低コスト ですので、ほほ合格だと考えています。(改善点は有りますが)

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - K-埼玉

2017/09/05 (Tue) 08:02:08

プラ段は外で使うと劣化が早いのですが、大丈夫でしょうか?
(1年でボロボロになります)

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - M/鹿児島

2017/09/05 (Tue) 02:16:22

う~ん・・・
まことに失礼ながら、この方式では巣門前に大スズメバチが入れない金網を取り付けるのとなんら変わりはないように見えますが・・・(^_^;

あ、たま吉さんを批判するつもりは毛頭ありませんから誤解なきようにお願いします。(_ _)

しかし、“養蜂青年部会”の考案ですから何らかの効果はあったはずでしょうからねぇ・・・
結果が楽しみですね。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー - う@沖縄

2017/09/05 (Tue) 01:27:53

>>たま吉様

詳細なレビューありがとうございます。とても参考になります。

巣門~スリット間の距離が17cmでは、滑走路があると門番蜂がスリット近くまで来てしまうのですね。

もう少し、巣門~スリット間の距離があれば良さそうですね(画像参照)。

今後のレビューを楽しみにしています。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/04 (Mon) 20:09:40

2017.09.04(月) 17:25スズメ蜂襲来

また、1匹来ました。

大スズメ蜂が1匹くらいでは、蜜蜂は応戦しませんでした。

蜜蜂は大スズメ蜂の横をすり抜けて、スリットに入って行きます。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/04 (Mon) 16:57:05

使用後の感想です。

巣箱の側面部分に、すきまが出来るのが気になりました。
とりあえず、ピンで押さえています。

今回、大スズメ蜂は1匹でしたが、複数匹来てスリット部分に群がった場合に蜜蜂がどう対応するかです。

蜜蜂が大スズメ蜂に応戦しないように、滑走板は最初から取り付けていません。

大スズメ蜂が襲来するようになり、ちょくちょく見回っていたのですが、見回り頻度も少なくなりそうです。

また何かあったら、レビューします。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/04 (Mon) 16:46:08

装着後の様子です。

2017.09.04(月) 05:30装着
2017.09.04(月) 15:00スズメ蜂襲来

装着後は天気が良く、蜜蜂が乱舞している所に大スズメ蜂が1匹襲来、巣箱前でしばらくホバーリングしていた。しばらく観察していたが、大スズメ蜂は飛んでいる蜜蜂を捕えるのは困難な模様。結局、虫網で捕えて殺す。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/04 (Mon) 16:42:39

滑走板の写真です。

下部に滑走板が挿し込み出来る。(内部から外に出やすくする)

取扱説明書には、スズメ蜂襲撃時には蜜蜂が応戦するので、中に押し込んで落とす様にと記述有り。

Re: 中国地区養蜂成年部会式スズメ蜂防除器のレビュー たま吉@鳥取

2017/09/04 (Mon) 16:40:09

中年の門番の裏から撮った写真です。

組立後には、下側にすきまができますので、薄いベニヤ板を敷いて設置しました。

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