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西洋ミツバチ掲示板

2078648

蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - EU(南西諸島

2017/08/28 (Mon) 15:53:37

https://this.kiji.is/274685604956128760

LINEニュースで見ましたが…
各所でネオニコチノイドが使われているのを考えると南の島とはいえ自分の所の蜜も多少なり入っているのかなと感じます。
ココにいる方で自分の蜜をネオニコチノイド検査などした方いらっしゃいますか?

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - う@沖縄

2017/09/07 (Thu) 20:36:37

>>杉の子様

興味深い情報ありがとうございます。

蜂にもカフェインやニコチンが効くんですね。
試しに、餌に栄養度ドリンクを入れて与えてみます。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - 杉の子@茨城

2017/09/07 (Thu) 07:46:32

9月3日の「東京新聞」の“筆洗”というコラムにおもしろいことが書いてあったので転載します。「朝日新聞」でいえば“天声人語”にあたるようなコラムです。


 コーヒーなしには一日が始まらぬ、仕事もはかどらぬ・・という人は多かろうが、実はミツバチもカフェインが大好きだという。

 英国の研究者らによると、コーヒーノキやレモンなどは、花の蜜にカフェインを忍ばせている。それを吸ったミツバチは花の香りを覚える記憶力が倍増し、同じ香りを求め探し回るようになるという。

 それだけではない。タバコなどは花の蜜にニコチンを含ませているが、その蜜を吸ったマルハナバチは花の色を素早く覚えるようになることも分かった。植物は、ハチに効率よく花粉を運んでもらうため、カフェインとニコチンを巧みに使っているわけだ。

 働き蜂が、コーヒーとタバコの虜・・・とは微苦笑せずにはいられない発見だが、笑いを消し去るような報告もある。ニコチンとよく似た構造を持つネオニコチノイド系農薬が、ハチたちを薬物依存症にさせているかもしれぬというのだ。

 ただの砂糖水とネオニコチノイド系農薬が入った砂糖水を一緒に置くと、ハチは農薬入りのものを選ぶ傾向があった。ミツバチの記憶力を害し、命を縮めるとされる農薬を好んで吸うというのは、立派な中毒ではないか。

 欧米では、この種の農薬の規制が強化されつつあるが、わが国では使用が広がっていると聞く。働き手に、禁煙ではなく、喫煙を勧める。ミツバチたちが働かされているのは、そんな職場なのだ。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - EU(南西諸島

2017/09/04 (Mon) 16:04:24

防除期間が長く強い農薬がネオニコチノイドなので養蜂業界と営農団体でしっかり話し合いをして調査していきたいですよね(。•́ - •̀。)
抵抗がつきにくい虫に関してはネオニコチノイドは本当に楽な農薬だと思います…

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - A/千葉

2017/08/30 (Wed) 09:36:33

EUさま
なるほど そのような害虫がいるのですね。
しかし 私の勝手な想像ですが、例えば 桜の管理者からすれば今の管理方法を変えるメリットがそれほどないようにも思います。仕組みの問題かもしれませんが・・・
その場合
費用と手間が増大しなければ聞き入れてもらえる可能性は
高まる気がしまして。

アメリカヒロヒトリを調べると6月上旬から7月中旬、
8月上旬から9月中旬が発生時期とありますが
これだけを見ると 桜の開花時期とはずれているように感じるのですが、粒剤等で効果が効くまでの期間を考えると
開花時期とラップしてしまうものなのでしょうかね。
それともただ単に 桜の管理者が ミツバチの採蜜を意識していないだけなのでしょうか?
そのようなことを一つ一つ紐解いていけば少しずつ解決策が
見えてくると思うのですが。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 滝沢@千葉県

2017/08/29 (Tue) 22:52:42

う@沖縄さま
 そうですか、私は、一昨年から西洋ミツバチを飼いはじめ、以来、8月にアピスタン、1月にアピバールを使って、桜開花宣言の時期に掃除採蜜し、その時採った蜜を晩秋に給餌していました。
 それまでは日本ミツバチだったものですからそれほど残留農薬について気にしていませんでした。←クスリ使っていませんでしたから。
 人様(他人様)の口に入るものは心しなければいけませんね。
 本当にそう思います。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - EU(南西諸島

2017/08/29 (Tue) 21:30:02

桜はアメリカシロヒトリなどの大量発生する害虫がいるので桜の名所と呼ばれる所では噴霧ではないやり方で根元に粒剤や塗布という形で使われたりします。

ネオニコチノイドの怖い所は知らず知らず蜜や花粉から農薬を巣に持ち帰り蓄積する事なんですよね。
合成ピレスロイド薬は使われると蜜蜂は近寄らなくなりますし残留効果の少ない農薬はかかってもその場で死んでしまうので巣には持ち帰らないですみます。

農業における農薬の使い方を養蜂家が知らないように
農家も養蜂の事を知りません。
行政や各種農業団体と養蜂組合などが農薬の使用時期を話し合い実行さえすれば基準を超えて残留する事は必ず無くなると思います。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - A /千葉

2017/08/29 (Tue) 20:52:08

EUさま
ありがとうございます。
やり方によっては可能そうで少しは
明るい未来がありそうですね

柑橘系はなんとなく開花前や開花期に散布が必要なのは想像できるのですが
桜とかも散布ってするんですね
こちらの桜は何も管理されてない感じですよ

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - EU(南西諸島

2017/08/29 (Tue) 20:07:43

メイン農家やってます
ネオニコチノイドを使わなくても農業はできますが
残留効果が高く浸透移行性なのでほんの少し楽になります。
が、残留効果が高い分で耐性を持つ害虫を増やしているのではないかとも思います(半減期後の吸収で)

多種の農薬ローテーションで耐性は付きにくくできるので全ての農家が使用時期を意識して散布してくれたら…養蜂と共存できるのではないかと思います。
蜂蜜の残留で出やすいのは果樹類(特に柑橘類)と桜などでは無いかと思います。

アセタミプリドは最近基準を超えていたので?0.01ppmから0.2ppmに引き上げられました。
その値を超えているという事ならばかなり厳しい状況だと感じます…
救いは半減期が短いので花期や果実期が終わってから使う分には問題ないのでは無いかと思います。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - う@沖縄

2017/08/29 (Tue) 18:57:16

>>滝沢@千葉県 様

国が定めた基準値を超えているなら、通常なら販売停止でしょう。 影響が大きいので詳細を伏せていると思います。

「ハチミツ中のネオニコチノイドが基準値を超えています。しかし、ただちに人体に影響はないので大丈夫です」と言っても消費者が買わないです。


俵養蜂場様の養蜂ライブラリーの件ですが、下記の内容は間違った記載だと思います。

>>「フルバリネート(アピスタン)は(中略)脂肪分を含ま>>ない蜂蜜にはまず移行することがない。アミトラズも>>(中略)蜂蜜の水分によって加水分解して無毒化する。

フルバリネートは、蜂蜜に移行(溶ける)しなくても混入はします。 混入するので採蜜前に使用が禁止されています。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 滝沢@千葉県

2017/08/29 (Tue) 17:40:02

 私が蜂蜜を売っている「道の駅」で保健所のサンプル検査がありました。
 この検査で、私ではありませんが、鶏卵からサルファ剤という抗菌剤が検出され、人体に影響がない範囲だけれども、テレビの報道もあり、この採卵業者は出入り禁止となったことを昨日聞きました。
 この事を受け、今後、残留農薬に関する販売業者の指導の徹底を図るとのことです。
 慌てて、ネット検索をしたところ俵養蜂場さんの養蜂ライブラリーに「養蜂生産物の残留物質について」と言う記述がありました。
 抗生物質は使っていませんのでダニ剤の部分を読んで「フルバリネート(アピスタン)は(中略)脂肪分を含まない蜂蜜にはまず移行することがない。アミトラズも(中略)蜂蜜の水分によって加水分解して無毒化する」と言う記述があり、ホッとしたのもつかの間、本日の新聞報道でこの記事を読みました。
 そう言えばと、ネオニコチノイド系農薬に関する記述もあったので俵養蜂場さんのペーパーを読みかえすと、日本のポジティブリストは「養蜂についての考慮が不足したままに作成された印象を受ける。」との記述がありました。
 ネオニコチノイド系農薬の一種アセタミプリドの残留基準はみかんが0.5ppm、その他の柑橘類2ppmとかなり緩く設定されているのに対し、蜂蜜にはアセタミプリドの基準がないため、一律基準の0.01ppmが適用。
 因みに茶の基準は30ppm、蜂蜜とは実に3000倍の開きがあります。
 ネオニコチノイド系農薬は野菜や果実には緩くて、被害を受ける可能性の高いミツバチには厳しい。彼女らだって好きで農薬を吸って来るわけではないのに···。
 う@沖縄さまの書き込みを見て、家の蜂蜜に三万円を使おうかとも思いましたが、毎日、茶を啜っている身としてはバカらしく( -_・)?なって、取り敢えず様子見をします。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - A/千葉

2017/08/29 (Tue) 11:44:39

この調査が妥当な方法で行なわれているとすればショックですね?
ネオニコチノイド系の農薬の商品名には
モスピラン、アドマイヤー、ダントツ、スタークル、バリヤード、アクタラ、ベストガードなどありましたが

実際ここの掲示板にも 農業生産者の方がいそうですが
上記のような農薬は使わないと病害虫防除は難しいものなのでしょうか?
ホームセンターにはものすごい種類の農薬が売られていているのでどうかと思いまして。
もし 使わないと防除はしきれないということでしたら
ミツバチが今より ネオニコチノイド系農薬にやられない方法はあるのでしょうかねえ

私の蜂場で1ッ箇所 1km先ぐらいの田んぼで空中散布が行われているところがありますが いままで散布後に蜂の調子がおかしくなったことはありません。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - M/鹿児島

2017/08/28 (Mon) 22:38:41

農薬問題、特にネオニコチノイド系農薬問題はミツバチ飼育者にとって深刻な問題と捉えています。
化学の問題でありますから我々素人には根源的なことは分かりません。従ってメディア各種の情報源に頼るしか方法はありませんが、このメディアにおいても否定的な見解と、肯定的な見解があります。

また、化学者自身においても賛否両論の見解が対立している現状でありますから、私たち現場の飼育者の観察、結果報告は重要な意味があると考えています。

その前に私たちはネオニコチノイド系農薬の実態をよく知る必要があると思います。どのような成分がどのような経緯でハチたちに影響を与えるのかなどは専門の化学者に任せて、私たちは結果を重視する必要があります。

農薬は茎や葉に散布して、その農薬に触れた、あるいは食べた害虫が死に至る!という風に認識していますが、これらを根本的に変えたのがネオニコチノイド系農薬です。
そのほとんどが水に溶けて根や葉から植物に吸収されて、その植物を食べた害虫が死に至る、いわゆる浸透性農薬なのです。

これらは脊椎動物や人には健康被害はなく、昆虫類にだけ効果があると言われていますが、植物に残る残留農薬を人はたべているわけで、これらが蓄積されるとどうなるか?などの疑問は答えが出ていません。

現代農業は農薬なしで成立することは不可能ですから、ハチ飼いは農薬とは上手に付き合うしか方法はありません。

Re: 蜂蜜のネオニコチノイド汚染 - う@沖縄

2017/08/28 (Mon) 18:18:51

国の暫定(残留?)基準超えの蜂蜜が6割って、これ大問題だと思うのですが…

日本だけはネオニコチノイドの残留基準値が引き上げられて世界的にみても高いようです。

0.01ppmが基準値みたいです。

ネオニコチノイド系農薬の検査
http://www.shokukanken.com/item/930

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